吉野家の冬メニュー牛すき鍋膳を店内とテイクアウトで実食してみたレビュー記事になります。
先にテイクアウトの中身を確認したい方はこちら
寒い季節をむかえ、店内で他の客が牛すき鍋膳を食べているのを見かけましたが、何だか少し食べづらそうに見えます。
ただ、ああまでしても食べたいものなら、もしかしたら自分の舌にも合うのではと思い人気の牛丼屋鍋メニューを体験してみることに。
カウンター席で牛すき鍋膳を食べる
百聞は一見に如かず、いろいろな思いを連想させられる牛すき鍋膳を実際に自分で食べて体験してみることにします。
吉野家の牛すき鍋膳は、他の牛丼メニューを頼んだ時より少し時間がかかるように感じました。運ばれてきた牛すき鍋膳はトレイの中央に丼ぶりより一回り大きな鍋が載ってきます。
ぱっと見た感じ表面の肉の他に、白菜、玉ねぎ、ネギ、豆腐、ニンジンなどが入っています。
そしてすき焼きにつきものの生卵は割られた状態で付きます。殻を割るのが面倒な方にはありがたいです。
豆腐もちゃんと形が整っているものが入ってました。うどんも見えてますね。
鍋には飲食店でよくみられる固体燃料みたいのに火がつけられていて食べている間もグツグツと煮だっている雰囲気が味わえます。
ただ、他人が見ていて感じた通りどうも狭いところで鍋も小さく、体制的には食べづらく感じます。なお、大袈裟ですが食べ終わるころには腱鞘炎になりそうな感覚を覚えました(あくまで個人的な印象)。
気になる味のほうは、まさにすき焼きそのものです。出来れば肉だけ追加して欲しいところですが、そうはいかないでしょうね。
ちなみに鍋の汁にはしっかり甘みがありました。
食べ終わって思ったのが、このメニュー仕込んで出すまでの工程も片付けも主たるメニューである牛丼に比べたら手が込んでいて面倒に感じるだろうということです。食べる側としてはありがたいですけどね。
牛すき鍋膳のテイクアウト
次はいよいよテイクアウトですが、すき焼き鍋の持ち帰りっていうと期待してしまいます。
持ち帰り用のパッケージ
注文には吉野家のドライブスルーを利用しました。
注文後にやや待ち時間の後、最初に卵の小さな袋を渡されます。「はぁ?」と思いましたが、先に大きな袋を渡してしまうと卵をもらい忘れてしまうせっかちな人がいるからでしょう。
テイクアウト用の器はこんな感じです。

494gから容器分20gを引くと474g

205gから容器の重さ4gを引くと201g
食事のボリュームはいかほどなのか重さを計ってみたところ、牛すき鍋が約474g(容器が約20グラム)、ご飯は約201g(容器が約4グラム)ということで卵まで含めると700グラム前後の量を食べることになります。
さすがに鍋を煮だてる仕掛けはありませんが、牛鋤鍋用の黒い方は電子レンジ対応の容器が使われていました。
中身も店内で食べたときには劣らず同じものです。
紙のカップを使ってすき焼き肉を食べるのはなんだか落ち着かないので家にあった器を使いました。
家に帰ってすぐで暖房が効いてないうちでしたので、うどんをすくったときにしっかり湯気がでてます。
テイクアウトのご飯の量
店内で食べたときは気づきませんでしたが、このメニューだけじゃなく牛丼店のご飯(約200グラム)は大人には多すぎに感じます。半分は別なお椀に分けて翌朝用にと冷蔵庫にしまうことにしました。
こうして、テイクアウトまで体験し身も心も満たされた「牛すき鍋膳」は中身がとても充実したものでありました。詳しくは書きませんが、余ったテイクアウトの鍋の汁は翌日に別な食卓に利用させていただいてました。
食べたいときに手軽に食べれる「すき焼き」
牛丼屋の牛すき焼き鍋膳のメリットは、すき焼きを食べたいときに手軽に食べれることにあるでしょう。
かつて、牛丼屋が「早い、安い、うまい」で重宝された時代の感覚を「すき焼き」という凝ったメニューで実現してくれている形だとも言えます。
昨今の人手不足は、この種の外食店業界でも深刻なものとなっていることを考えると、従業員にとっては手間がかかるであろう牛すき鍋膳などという私たち利用客にとってのお手軽メニューが楽しめるのも今のうちだけかもしれません。
少しでも興味がある方などは今のうち食べておいた方が良いでしょう。
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