仕事などで何か重要な計画を進めるときに、中心となる策を3つほど示して3本柱とか言ったりします。
主体となるものを三つ集めれば形になるというのを仕事人間は好むものです。
今回は食べ物の話ですが、飲食店のメニューやコンビニの新商品などでよく「3種のチーズ」なんて聞きますが、この3種とはどんなチーズのことを言っているのでしょう?
少し気になったので、スーパーで売られている家庭料理用の三種のチーズをチェックしてみることにしました。
使用するのは「かける3種のチーズ」
スーパーから買ってきたのは、かける3種のチーズという商品です。ネーミングから想像するに、かけるだけだから簡単というのがポイントでしょうか。
チーズの正体は、コーダ、モッツアレラ、レッドチェダーだそうでレッドチェダーだけ2割と量が少なく、コーダとモッツアレラは40%ずつ入っています。
パッケージによれば、コーダではコクを、モッツアレラでは加熱時の糸引き具合、レットチェダーは彩りをと、それぞれの特徴が生かされています。
ちなみに、こちらの写真は以前に使用したことがある普通のとろけるチーズで、ゴーダチーズとモッツアレラチーズが半々になっているもので、レッドチェダーが無いことを除いては3種のチーズと違いはほぼありません。
両方とも袋の裏に、簡単な料理の例が絵で描かれていますが、3種のチーズのほうにだけ書かれているものにカレーがあります。そんなわけで、まずカレーライスで使うことに挑戦してい見ます。
温かいカレーにトッピング
熱々のうちにごっそり載せてみます。
カレーにチーズは良くありますが、今回は3種というのがミソです。
とろーり溶けたころにチーズの部分をスプーンですくってみました。雰囲気的にはなかなか良いんじゃないでしょうか。レトルトなんか使うとより簡単です。
これで、3種のチーズカレーの出来上がりですね。
定番のパンではオリジナリティを発揮
続いてはパンを使ってみますが、もっともありがちで良く合うものなので自分なりにこだわってみました。使ったのは超熟ライ麦というパンです。
このライ麦パンに、しらすと玉ねぎを乗せ3種のチーズを溶かして食べることにします。
釜揚げしらすとスライスした玉ねぎをのせる
しらすは白いご飯のおかずにはピッタリですが、チーズと一緒に加熱すればパンでもいけると思います。
釜揚げシラスには、大根おろしが似合いますが今回はパンですので代わりにスライスした玉ねぎを使いました。
仕上げに3種のチーズをトッピングして焼く
主役の3種のチーズをトッピングしたところですが、シラスも玉ねぎも色が白いのでレッドチェダーの鮮やかさが引き立つことでしょう。
準備が整ったところで焼いて加熱します。上手くいけば「とろーり」仕上がってくれるはず。
パンをちぎって糸引き具合も楽しむ
焼きあがると「3種のチーズトースト」の出来上がりです。
普段あまりトーストを食べないので、焼き加減が分からず少し焦がしてしまいましたが、全く焦げがないより良いかなという感じです。
せっかくですので、パンをちぎってチーズの伸び具合を見てみましたが、もう少しチーズの量が多くても良かったようです。
気になる味のほうは、釜揚げしらすの味が程よくでていてチーズには合うようです。胡椒などで味付けするよりあっさりしていて玉ねぎとの相性も抜群でした。
意外に楽しめる三種のチーズ
細切りに加工されてるチーズはメインの食事の上にのせて使うのが一般的なので、ご飯にふりかけをかけるような感覚でいろいろ楽しめます。
試してみたカレーもパンも炭水化物が主のものですが、そういった視点からは、スナック菓子などもいけるのではと早速トッピングしてみました。
電子レンジで温めて溶かしてみたところ、味も見た目も相性が良いようです。ただし、スナック菓子のお手軽さは損なわれることになるので、実際に好んで食べる機会は少ないかもしれません。
他には、「たこ焼き」を温めなおすときに三種のチーズを乗せちゃうのも合いそうです。それから、三種のチーズのパッケージを見ると肉料理にもおススメのようなので、ソーセージやベーコンなどと組み合わせてみるとしつこくない味に仕上がるでしょう。
このように、遊び心でちょっと試してみても結構美味しく楽しめる3種のチーズは、誰がどう使っても飲食店のメニューかのように3種のチーズと言えてしまうのが面白いところでもあります。
普段のマンネリ化しがちな食材に使ってみても結構楽しめることでしょう。
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