普段の食事に使う米をネットで買うようにしてからスーパーでの買い物の際に荷物が減りました。
今まで家にある米が減ってくると5kg単位で購入していましたが、たかが5キロでも他の食材などと同時に購入すると精算後の袋詰めの際にじゃまになりがちです。
セルフレジなどでも操作時に手間が増え面倒なのと、帰り道でも荷物になるので米を買う際は車を使うことが当たり前になっていました。
お米をネットから買うメリット
食費を節約しようとすると家での自炊が増え、それに伴い食用の粳米を購入する機会は増えることになります。
そこで、ますます気になってくるのが店での購入後に米が重い荷物になるという問題。
気づいてみれば米を買う行為は長年習慣化されていて、より少ない量の2kgを買ってみようとかは考えるのですが、ネットで大手の通販サイトに注文してみようとは考えたことがありませんでした。
通販サイトなら銘柄や産地が選び放題
Amazonや楽天など大手の通販サイトをチェックすると良くわかるのですが、ネットで販売されている「お米」は銘柄や産地が選び放題です。
リアル店舗では、販売されている米の種類は店舗の食品コーナーの販売面積に依存しそうなのと、価格設定や流通経路事情から店舗からわりと近い地域、例えば東北地方在住なら北海道の米は買いやすくても九州産の米は販売している店を探すのが難しいかもしれません。
それに対してネットでの購入なら、時には食べたことがない気になるブランドもじっくり選んでみたいなどという、お米を買うこと自体を楽しめるのもメリットになるでしょう。
思いついたらすぐ買える
米の産地やブランドを選択肢が豊富になるネットでの購入には、スマホなどネット環境があればいつでも購入が可能な点も魅力です。
中には、発送の手配に日数が要するものがあって思った以上到着に時間がかかる商品もあるので購入を確定させる前に注意しなければなりません。
こうした点を注意すれば、スーパーなどでよくありそうな買い忘れなどとは無縁になりそうです。
また、使う販売サイトによっては購入時に貯まっていたポイントや知り合いから送られたギフトカードが使えるので、これらのポイントやギフトを食費に有効活用できることになります。
- スーパーなどのリアル店舗に比べ銘柄や産地が選べる
- いつでも気づいたときに注文が可能
- 販売サイト固有のポイントサービスやギフトカードが使える
実際にネットで購入してみた米
スーパーで購入する食材の中には野菜や肉、魚など新鮮さが求められ中には宅配便を利用した受け取りが前提のネット販売には向かないものが多いですが、その点、食用の「うるち米」に限っては抵抗が少なくネットから購入できそうです。
そんなことで、実際に以下の銘柄、北海道産の「ななつぼし」と秋田県産の「あきたこまち」を購入してみました。どちらも無洗米です。
北海道産ななつぼし
最初に購入したのは北海道産の「ななつぼし」。この銘柄については正直あまり耳にしたことがなかったのですが、地元のスーパーではお目にかかれないブランドで珍しさから購入してみました。
開封してみると、いつもたべている地元産米と比べて違いが分かりませんが、画像をみると少し透明感があるような感じがします。
このクリア感は無洗米だからという理由もあってのことかもしれません。
炊飯器で炊いてみますが、特にいつものご飯と違いは感じられません。味も特徴が少な目であっさりした感じです。
あきたこまち
「ななつぼし」のあとに気になって購入したのが秋田県産の「あきたこまち」です。
実際に炊いてみると、やや艶が目立つような感じますが同じ日本海側東北産の「つや姫」よりは劣る感じがします。
「ななつぼし」、「あきたこまち」ともに味の方は癖がなく特徴が掴みにくい反面食べやすい感じがしました。
いつも水加減を柔らかめに調整しているので、どちらも硬さや弾力性を感じることはありませんが、調整次第では食感に違いが出るのかもしれません。
価格的な満足度は得られにくい?
今のところ、スーパーの米もネット販売の米も5kgで購入した場合は、袋の材質や規格は同じようなものが使われているように感じました。
販売サイトで、じっくり米を見ていると一番気になる価格に関してはネット販売であることのメリットは少ないかなと個人的にですが感じます。
また、サイトや販売元によって適用される送料がまちまちなのも気になりますが、この辺は普段からマメにチェックして目星をつけておくと良さそうです。
この価格については、出荷の作業や手間なども関わってくるのか一般の店舗と比べてお手頃感が感じにくいのが米の特徴なのかもしれません。
また、地域ごと時期ごとの価格の変動なども考慮されていたり首都圏への発送を主に想定していることが影響しているのではと想像できます。
デメリットは段ボールの処分
最後にネットで米を購入する際のデメリットですが、米が自宅に届いたあと梱包用の段ボールを処分する手間が増えることになります。
それでも、ものが段ボールだと昨今では回収場所に大量に持ち込むことでポイントになるサービスなどもあるようですので、そのほうが都合がよい方もいらっしゃるかもしれません。
また、ネット通販固有のデメリットは商品が米でも共通に当てはまることで、リアル店舗よりトラブルにあうリスクは多いかも知れません。
トラブルを完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、販売元の実体や評価などもある程度気にとめながら買い物をする必要はあることでしょう。
これらの手間を受け入れることができ、価格面でも納得がいく商品を見つけることが出来ればネットで米を買うことで少しばかり生活が充実することも期待できるでしょう。