コーヒーを飲みながら甘いものを食べるのが好きだという方は結構いらっしゃることでしょう。
しかし、たまたま入ったコーヒー店でサイドメニューを注文しようと思ったらケースに書かれたメニューの名称が思いのほか長くて戸惑ったなんてことがあります。
スタバのスイーツの名称は平均何文字?
コーヒー店でのメニュー名が長すぎるのは、何年も前から気になっていて注文時に正式な商品名で頼んだことは一度もありません。
この煩わしさのようなモヤモヤを解決するため、いったいどれほどの長さなのかカウントしてみることにしました。
次の表は、スタバのとある店舗のケースに実際に並んでいたメニュー(季節は秋)をもとに調べたものです。
メニュー名 | 文字数 |
---|---|
シナモンロール | 7 |
クリームパイブルーベリー&ココア | 16 |
スイートポテトデニッシュ | 12 |
あんバターサンド | 8 |
マロンパウンドケーキ | 10 |
パンプキンスコーン | 9 |
チョコレートチャンクスコーン | 14 |
クッキー&クリームドーナツ | 13 |
チョコレートクリームドーナツ | 14 |
シュガードーナツ | 8 |
アメリカンワッフル | 9 |
ニューヨークチーズケーキ | 12 |
マンゴーのムースケーキ | 11 |
パンプキンのバスクチーズケーキ | 15 |
なめらか栗モンブラン | 10 |
紅玉のカスタードアップルパイ | 14 |
スイートポテトシフォンケーキ | 14 |
以上、ピックアップしたこの日にあったスイーツ(甘いもの)17品のメニューの表記に使われていた文字数の合計は196文字。
一品あたりの平均は12文字(11.53)でした。
メニュー名が一番長かったのはクリームパイブルーベリー&ココアの16文字。次に長かったのは、パンプキンのバスクチーズケーキの15文字、秋メニューと同時期に発売された紅玉のカスタードアップルパイをはじめとした4品が14文字で3番目の長さになりました。
いずれも、&やー(長音符)は1文字でカウントしています。また、ケースの同じ段にあってもスイーツに該当しないような「ほうれん草系、ソーセージ系」などのメニューは除外しました。
ちなみに、一番短くて注文しやすいのは「シナモンロール」の7文字でした。
メニューの長さは一時より改善されている?
今回はスイーツに限っての調査でしたが、スタバのメニューの名前が長すぎると気になり始めたのはひと昔ほど前のこと、それからは店で注文するときはメニュー名を短縮するか、2段目の1番左のやつとかで呼んでました。
まともに頼めたたのは定番のシュガードーナツぐらい。
そんな習慣に基づきながら、16文字の「クリームパイブルーベリー&ココア」の注文は「一番手前においてあるヘンなの」で十分通用しています。
実は、このクリームパイブルーベリー&ココアは見かけの特異な配色からは想像がつかないほど美味しいスイーツでした。
普通に考えて、コーヒー屋のメニューが何文字だろうが一般には気にならないことでしょう。
しかし、日常の余計な選択を回避したがり毎日同じ色のTシャツやパーカーを着る人たちには、多少なりとも共感してもらえるのではと思っています。
その文字の長さが、どれほどのものなのか思い立ち実際にカウントしてみたのが今回の課題でしたが、実際にテキスト文字として並べてみて、それのど長くもないかなとあらためて感じたところです。
季節による定番メニューの入れ替わりなどによる変化のほか、アンケートなどから私と同じように注文しづらいとの意見をくみ取ってのことかもしれません。
コーヒー店に限らず飲食店のメニューが長いのは、メニューを読むだけで使われている食材まで理解してもらうのが店側の狙いかと思われますが、注文する側としては呼びやすい名前の長さには限度があるので一定の配慮はしていただきたいところです。