なごみ習慣:心がほどける穏やかな時間のために

朝のコーヒー

2025/08/24 (Sun) 17:03

人との関係、自分自身との向き合い方、そして暮らしの中のちょっとした瞬間。そんな日々の積み重ねの中に、心が静かに満ち足りる感覚を見つけたい。

このカテゴリ「なごみ習慣」は、私が日々大切にしている "心がほどけるような瞬間" を、暮らしの中からすくい取るように書き留めている場所です。決して特別なことではなく、ほんの少しの意識や準備、身のまわりの整え方によって、満たされた時間は生まれるのだと感じています。

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私たちが求める和みの時間

仕事などから生じる、日々の心配事やストレスに追われて、つい自分なりの満たされた時間を忘れがちになっていないでしょうか。

自分が満たしたい、「ほっと出来る時間」がどんなものか、形として明確にしておくことができれば、そこに落ち着く工夫みたいなものは出来るんじゃないかと思います。

私自身、休日になると“やるべきこと”に追われてしまって、結局心が安らげないまま週明けを迎えてしまうことがよくありました。

何もしていないように見えて、実は「休む」ことにすら力が必要だと気づけたのは最近のことです。

こうした時間は、何も特別な癒し体験である必要はありません。むしろ「自分が自分でいられる時間」や「無理をしていないと感じられる時間」にこそ、本質があるのだと思います。

それを意識的に生活に組み込むことで、忙しい日常の中でも、精神の呼吸ができる余白をつくることができるのです。

あなたにとっての“和み”はどんな時間でしょうか? それを少しだけ言葉にしてみるだけでも、日常の中に取り戻す準備が整うかもしれません。

日常の中に小さな和みを取り入れる

和みを習慣として取り入れるには、まずは自分が心地よく過ごすことから始まるものだと思っています。気持ちが和む時間を過ごすためのヒントを3つほど用意してみました。

時間に余裕を感じたら趣味の道具を磨く

昔のドラマや漫画の定番シーンの一つに、日曜日に家で過ごすお父さんがゴルフクラブを磨いているシーンがありました。

さすがに今となっては、あまり見かけないシーンと思いますが、このお父さんを演じているシーンには和み時間に関する一つのヒントがあります。

人は休日に時間の余裕があると趣味の道具を磨きたくなると言いうものです。

実際に屋外でゴルフプレイする時間ではなく、のんびりしたい時間には好きなもに触れて過ごせば、落ち着いた気持ちで過ごすことができるという発想。

でも、我々大人世代は子育てで忙しい時間を過ごすうちに、こうした時間の使い方というのを忘れてしまいがちです。

この趣味の道具(ツール)を取り出してきて磨く時間、今でも通用するものがありそうです。

やっていると、ついウトウト居眠りしてしまう過ごし方は?

2つ目のヒントは、たとえば読書なんかが当てはまると思いますが、好きなジャンルの本を読んでいると安心してつい居眠りしそうになってしまう。

コレって、日中でも眠くなるのは自分が安らげていることを意味している。つまり、無意識になごみをもたらす時間を過ごせているということにならないでしょうか。

ここでの例えでは、読書ですが休日の過ごし方でついウトウトして居眠りしちゃいそうな過ごし方。そこに和みをもたらすアイディアが潜んでいるかもしれません。

ほかにも場所が家の中なら、自分がほっとする時間帯に、部屋の空気を入れ替え、好きな音楽を流し、ひと息つけるお茶を用意する。それだけでも小さな和みは生まれるでしょう。

あえて、安らぎのために行動する

3つ目のヒントは、自分を和ませること、安らぎを得るためだけに的を絞った行動をしてみることです。

たとえば、水辺の景色にであえる場所に出かけてみるとかです。

海や湖なんかが良いですが、遠くに出かけなければならないようなら、川辺の景色が見える堤防でたたずんでみるとか、とりあえず水に通ずる景色に身を置いてみると非日常を体験できるような効果も期待できるでしょう。

これは、とくに土曜日など休みの前半に済ませておくことで、積極的な「動」の反作用として安らぎのある「静」の時間が生まれるのではと考えます。

満たされた時間をつくる静かな工夫

自由な時間をどう過ごすか。その時間に「満たされた」と感じるためには、ほんの少しの準備が大切だと感じています。

休日の朝、せっかくの時間なのに、なんとなくだらだらしてしまう。そんな日もありますよね。私は、前日の夜に翌日の服や持ち物を整えておくようにしています。すると、朝の動きが自然と軽くなり、「今日は何を楽しもうか」という前向きな気持ちになれるんです。

それから、街歩きやカフェで過ごす時間も好きです。お気に入りのカメラを持って出かけることで、「ただの外出」が「豊かな時間」へと変わります。自由な時間は、あらかじめその楽しみ方を“仕込んでおく”ことで、充実度が変わるという実感があります。

自分にも人にも心地よい、やさしい習慣

人に与える印象は、自分が思っている以上に暮らしの中で大きな影響を持ちます。だらしない格好をしていれば、外出先でのちょっとした対応も、それ相応の扱いをされてしまうこともあるでしょう。

だからといってブランド物を揃える必要はありません。私が大事にしているのは、「清潔であること」「姿勢を正すこと」、そして「少しだけ良いものを持つこと」。そうしたちょっとしたことが、自分の内面をも整えてくれるように思います。

良い道具や服は、身につけている本人の気持ちも引き上げてくれるものです。そしてその気持ちは、ふとした表情や所作に表れて、周囲に伝わっていくのだと思います。

自然体でいられる自分を整える暮らし方

和み習慣は、テクニックや計画の問題ではありません。「こうしなければならない」と自分を縛るよりも、「こうしていると気持ちがいい」という感覚を大切にすることだと感じています。

それは、好きなものに囲まれることだったり、朝にお気に入りのコーヒーカップを使うことだったり、小さな日常の積み重ねです。

そして、そうした積み重ねを「自分の好きなリズム」で続けていくことで、無理なく自然体でいられる日々がつくられていきます。

和みとは、日常の中でふと訪れる“心の余白”のようなもの。その余白を意識的に育てていくことで、きっと私たちの毎日は少しずつ豊かになっていくのだと思います。

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