新潟の万代シティーバスセンターカレーのお土産用レトルト版を作って食べる

バンダイシティバスセンターのカレー「お土産用レトルト」

行列ができる立ち食いカレーライスで有名な新潟市の「万代シティバスセンターのカレー」については、以前に別ページで紹介していましたが、今回は、バスセンターカレーのお土産用として購入できるレトルトカレーについての紹介になります。

その万代シティのレトルト版カレーを、パッケージ紹介から調理方法、そして現地で食べたカレーとの比較なんかも交えて解説します。

パッケージを手に取ってみる

レトルトタイプで販売しているバスセンターのカレー

まずはパッケージです。スーパーやコンビニの棚に並んでいる商品とは違って、大き目の個箱にバスセンターの店の前の様子が写真入りで入っています。

大きく「バスセンターカレー」と書かれた文字に、盛り付けられたカレーの写真が映えています。

箱の裏に描かれた万代シティバスセンターへの地図

箱の裏には万代シティへの案内地図も描かれている

裏面には、原材料の表示や調理方法の他に新潟駅からバスセンターカレーが食べれる「万代シティ」までの簡易的な地図が入っていました。

これは、レトルトカレーをお土産でもらった人がぜひ食べに行ってみてねという意味が込められているものかと思います。

中身の白いレトルトパウチ、角にバスセンターと書いてある

箱を開けると、中のレトルトパウチは無地で白く大きい目のもので切り口の上に「バスセンター」と書いてあります。

袋を含めた重さは246グラム

パウチ込みだと246グラム

内容量は、220gとかなり多めで以前に紹介したことがあるアパ社長カレーの200g(販売サイトでの表示)よりも多いです。ちなみに、箱には1.5人前と書かれていました。

それでは、実際に調理を進めていきましょう。

湯せんで温める

今回はオーソドックスな湯せんの方法で調理します。電子レンジを使うと便利ですが、ここでは、間に介在する温めようの皿などの容器に余計にカレーを付着さることを避け1.5人前を効率的に再現させるようにします。

沸騰させたお湯に5分入れる

用意した鍋にお湯を沸騰させ、そこへレトルトパウチを封を切らずに投入。

折りたたんで鍋に入れたレトルトカレー

5分ほど温めることにします。大きなレトルトパウチなので鍋が小さいと画像のように折りたたむ感じになってしまい過熱ムラが心配です。

大き目の皿を使って盛り付け

大皿に盛ったご飯

温め終わったカレーをいよいよご飯にかけます。熱々の白ご飯は、1.5人前に相応しい量として約260グラムほど用意し皿も大きめのものを使うことしました。

使うご飯は、もちろん魚沼産のコシヒカリです。気合が入りすぎてますが新潟のカレーには新潟産の米がはずせません。

ご飯の上にカレーをかける

ご飯の上に「とろーり」としたルーを流し込む瞬間は、見ているだけで幸せな気分になりますね。

出来上がったレトルトタイプのバスセンターカレー

ご飯が隠れるイメージが再現できたバスセンターカレー

本場の万代シティで食べるバスセンターのカレーは、ご飯が隠れるほどのボリュームが魅力ですが、内容量220gのレトルトカレーは、その量を再現できるものでした。

受け取ったバスセンターカレー

こちらが本場の立ち食いバスセンターカレー

実際に現地で食べた際の画像と比較すると、特徴である黄色味はいまひとつ再現しきれていないように感じます。

ご飯とカレーで約500グラム

白ご飯258g+カレー224g=全部で482g

レトルトでは、とろみ具合と味、ボリューム(皿の重さを差し引くと482g)が再現出来ていて、1.5人前は「普通カレー」が再現できています。

実際に食べてみた感想

本場のバスセンターカレーと比べ黄色味は少ない

口に運ぶと、まず感じるのは飾らないスパイスの香りと程よい辛さ。

入っている豚肉

大きな豚肉は食感が普通のレトルト用

中に入っている具は、割と大きめに切られた豚肉が目立ちます。これはレトルトカレーの肉らしい歯触りと食感です。

ニンジン

しっかり、ニンジンが入っているところは昔のカレーを思わせます。また、本場のバスセンターカレーでは玉ねぎの量が多かったですが、レトルトでは玉ねぎは控えめになっています。

水っぽさがないのと固すぎないのは他のレトルトカレーとは変わらないかと思います。

このように、現地で食べるバスセンターのカレーと、お土産用にアレンジされたレトルトのバスセンターカレーでは、若干の違いを感じますが、カレーに昔ながらの素朴さを感じられる点は共通した特徴です。

バスセンターのカレーを、ただのお土産じゃなく、家で落ち着いて(立ち食いではなく座って)食べたいときなどにもレトルトタイプが良いかもしれません。

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