料金は通常版と同じ新価格、2024年度の特別設定JR東日本「大人の休日パス」

ここ数年は「特別設定」として発売されることが多い、JR東日本大人の休日倶楽部パスの臨時発売版である「大人の休日パス」。

2024年度も「えきねっと限定」ということで展開されています。

2024年度も発売された特別設定大人の休日パス

特別設定「大人の休日パス」の発売については、大人の休日倶楽部の会員誌やWeb上での案内により公表されいていて利用期間と発売日は次の通りです。

利用期間	発売期間
2024年11月11日（月）～12月10日（火）うち連続する5日間	2024年10月11日（金）～12月5日（木）

時期的には寒さが気になり始める頃ですが、鉄道を使った旅としてはまだ快適に楽しめる頃かと思います。

今回の特別設定「大人の休日パス」は、通常版と同じく有効期間が連続する5日間ですが、その期間を選択できる幅が約1ヶ月あります。

この1ヶ月というのはこれまでにないほど異例の長さですが、それだけ定期で発売される前半2回の大人の休日倶楽部パスの売り上げが良くなかったのでしょうか。

やはり5日間連続して時間を確保できる人というのは結構限られた人なのでしょう。

通常版の大人の休日倶楽部パスが2024年度から値上げ（日単価ではわずかな差）されているのと同じく、特別設定の大人の休日パスについても同じく18,800円（えきねっと限定）の価格です。

期間は長くなったので予定は立てやすい一方、魅力であった料金が値上げされているとあっては購入意欲は下がるという方もいらっしゃるのではと思います。

また、課題である「えきねっと限定」の購入方法については、今回会員誌に購入方法の案内が同封されていました。

とはいっても、購入しづらい、価格は高い、使い倒す時間が確保できないという意味で、本来お得な切符であった「大人の休日倶楽部パス」（特別設定を含む）は庶民的な価値観からはどんどん遠のいてたどり着けない場所へ向かっている感が否めません。