観光目的でよそ駅に到着したら、まずは腹ごしらえで名所巡りの前にその土地の名物と言われるご馳走にありつきたいものです。
今回は新潟駅の近くで「たれかつ丼」をいただくことにしました。
新潟には何度か足を運んでいますが、JR新潟駅周辺は数年に渡って長引いている工事がまだ続いている状況。そんななかで駅の近くですぐ「たれかつ丼」が食べれる店があったので行ってみることに。
新潟駅万代口から出てすぐにある「とんかつ屋」
出向いたのは「とんかつ政ちゃん新潟駅前店」というお店。
場所は新潟駅前の東横イン裏側(駐車場があるほう)のちょうど向かいにあるビルの2階、この辺を歩いたことがある方なら半地下のセブンイレブンの上と言ったほうが分かりやすいかもしれません。
建物の入り口にある階段を上ってすぐのエレベーターに乗ると2Fに着いて扉が開いた真っ正面に店の入り口がありました。
この日は土曜日で時間帯が午前10時半ごろでしたが店舗は営業中。
昼食で利用したいお店の多くが11時からまりが多い中で早い時間から食事ができるのは助かります。
店に入り奥へ進むと窓際に外が見えるカウンター席があったのでそちらに座ることにしました。
特急かつ丼を注文
店の雰囲気は「とんかつ屋さん」らしい和風で明るい雰囲気。
席についてメニューを拝見すると目当てにしていたタレかつ丼があります。
その中で最もノーマルな素の「タレかつ丼」的な位置づけと思われる「特急かつ丼」を注文することにしました。ちなみに、新潟で単にかつ丼と言えば卵綴じのかつ丼ではなくタレかつ丼なのだそうです。
注文後に少しの待ち時間はあったものの開店時間からまもないこともあり他の来店者が多くなかったためそれほど待たずに席にメニューが運ばれてきました。
特急かつ丼は、目的のタレかつ丼の他にキャベツ、温泉たまご、みそ汁、漬け物が付いています。
どんぶりの上に載っている「タレかつ」は三枚。
温泉たまごあるのは意外でした。ほかでタレかつ丼を注文して温泉たまごが付いてきたことはなかったと思います。
ご飯にもタレが程良く染み込んでいるのはお約束通りといったところでしょう。
この店を含め何度かタレかつ丼を食べて感じるのは、タレかつ丼の「かつ」の表面は他のトンカツなんかと比べて表面の衣が細かく仕上がっているかなと思います。
この辺は、今後も馬数を踏んでタレかつ丼を食べ歩いて検証してみたいところです。
ご飯のほうは、新潟で食べる米ということでコシの有る無しを歯ごたえで確認したあとは素直に味わって食べることを楽しむことに。
心配していた温泉たまごとの組み合わせも文句無しでした。
なお、みそ汁については可もなく不可もなくといった印象です。
こうしてタレかつ丼を満足にいただけたあとは、さらりと観光を楽しむだけです。先に地元の食で腹が満たされたところで気分良く街へ繰り出せた印象です。
とんかつ政ちゃんは新潟各地に店舗がある専門店
今回は運良く駅前でタレかつ丼を食べることができましたが、この「とんかつ政ちゃん」という店は、他にも新潟市内に店舗が数件あって以前に記事の中で紹介していたタレカツ丼の店「政家」なども同じ系列のお店のようです。
新潟のかつやだから「タレカツ丼」食べれると思ったら全国で期間限定だった
新潟の食と言えば、日本海でとれた海のものなんかが魅力的ですが、そうした新鮮な海産物料理を扱う店は、どうしても時間帯が夕方以降になってしまいます。
新潟市を訪れた際に、駅周辺でちょっとした新潟らしい食事を楽しみたいときなど「たれカツ丼」はお手軽で良いかもしれません。
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