少し早めに秋の深まりを感じるようになったこの時期、以前に仙台市で食べた「はらこ飯」が気になってきました。
たまたま仙台市内で地下鉄を利用する機会があったので、長町駅まで足を延ばし以前にはらこ飯を頂いた「あら浜仙台店」の移転先「あら浜あすと長町店」を訪れてみることにしました
移転先は長町駅から歩いてすぐ
移転した「あら浜」の店舗がある長町への交通機関は、JRを使ったほうが料金が安く済みますが今回は待ち時間が少ない地下鉄を選びました。
なお、仙台駅周辺から徒歩だと長町までは約3.5kmほど歩くようになるので時間がある方むけです。
経路は、仙台駅から地下鉄に乗って、長町駅(長町一丁目の次の駅)で降り、北口1の階段を上がり地上へ出た後に出口から左方向へ180度周りこんだ方向へ進みJRの線路下をくぐります。
線路を過ぎたあとの信号を渡り少し歩くと、左手に飲食店が入った黒い建物が並んでいるので、その角を左に入ると右が大手スポーツ用品店が入る施設、左が飲食店が入った建物が並んでいます。
お目当ての「あら浜あすと長町店」は、この飲食店が入った建物の並びの中央付近にありました。
場所は変われど、相変わらず待ち時間はあり
店に着いた時間が12:40ごろで、ちょうど昼時とあってか数名の方が外で待っていました。
中の店員さんに声をかけると、発券機で番号チケットを発行してから外でお待ちくださいとのことでしたがので、言われるとおり番号が記されたレシートのようなものを発券機で受け取り外で待つことにしました。
平日なのに待ち時間ありですので移転した後もなかなかの人気店のようです。
紙の番号シートにはQRコードがあって、これをスマホで読み取るとLINEに通知が来るようです。
実際に店の前ではなく車の中など別な場所で順番待ちをしている方も見受けられました。
店の外で待っていると15分ほど待ち時間が経過した後に、店員さんから声がかかり店内のカウンター席を案内されました。
席にあったメニューには少し目を通しただけで、すぐに「はらこ飯」を注文します。
お店の公式やメニューでの記載は「五季飯」となっていて、はらこ飯は9~12月あたりの季節メニュー。
はらこ飯狙いで確実に食べたいときは期間中でもお店に電話で問い合わせをしたほうがよさそうです。
季節メニューのはらこ飯
注文後にしばらく待ち時間(十数分ほど)のあとにテーブルに届いた「はらこ飯」がこちら。
器の中がどれも色合いがきれいで見た目から新鮮さを感じます。
さっそく鮭とイクラをいっぺんに口の中へ頬張ることに。
はらこ飯は宮城県沿岸部の地域料理で、他の店舗で食べたことがないため違いというのが分かりませんが、イクラの味がスーパーやすし店で食べるのより生臭みを感じないように思います。
また、はらこ飯の鮭は焼いて調理したものと食感に違いがあって柔らかく食べやすいのが特徴でしょう。
ご飯は、一般に定食で出される白いご飯と違って、味が充分しみ込んでいる分、初めて食べる人には固さやコシが少なくパサパサしたご飯に感じるかもしれません。
ただし、そのしみ込んだご飯の味が「はらこ飯好き」の気持ちを掴んで離さない効果はありそうです。
このお膳に揃った他のメニューはメインのはらこ飯以外に、鮭のあら汁、サラダ、漬物などが付きます。
中央の一番手前にある白菜の漬物はほんのり柚子の香りがします。
あら汁には煮込んで柔らかくなった鮭の身(腹の部分)がそのまま入っていますが、癖もなく美味しく食べれました。
食べ終わってみるとなかなかのボリュームで、はらこ飯には一人前の他に量が少なめなハーフというメニューが設定されていて、量を少なめに食べたいときは「はらこ飯のハーフ」を注文することになります。
その他の店に関する情報
私が「あら浜あすと長町店」を訪れたのは2022年の10月でした。
お店の定休日は水曜日になっていますが、この10月時点の情報では水曜日以外の定休日は前の日の火曜日に設定されることが多いようです。
また、公式サイトでメニューの料金をチェックできますが、実際に来店してメニューを見ると値上がりしていて「はらこ飯」は2,000円を超える価格設定でした。
普段の外食目当てとしては、なかなかの価格ですので、こちらも気になる方は事前に確認されたほうがよいでしょう。
今回は仙台駅付近から地下鉄を使って「あら浜あすと長町店」へ行ってきましたが、地元仙台市の方や県内から来られた方は、車で来て近くの駐車場を利用するパターンが少なくないようです。
おすすめ記事