沖縄そばの味を覚えるために「八重山そば」の店を訪れてみた

東京で食べる八重山そば

前回、初めて食べた沖縄そば「ラフテーそば」の味は正直思ったほど衝撃的なものではありませんでした。

と言うのも、どんな料理でもそうですが評判の店一件だけの味をもって、その食べ物の味を評価するのは難しいと考えたためです。それと、沖縄そばの持つ独特の味というものを感じとることができず、自分が食べたのがどんな食べ物なのか甲乙つけることができなかったという悔しさみたいなものも残っています。

東京上野にある八重山そばの店へ

沖縄そばという食べ物に対して自分の舌が鈍感であることに気づいてから、これは他の店の味も体験して「沖縄そば」がどんなものであるかを自分の味覚に覚え込ませる必要があると考え次にターゲットにしたのが上野にある「八重山そば」の店です。

店を選んだ理由は単純なもので、Web上での評価が高い点と沖縄そばで調べているのに八重山そばの店「みやら製麺」が出てくる点がひっかかたこと、それと地方の人間でも行きやすい場所であったことが理由になります。

お店の場所は上野ですが降りた駅は御徒町で徒歩で10分ほどのアクセスでした。なお、都内に詳しい人なら別な交通手段があるのかもしれません。

みやら製麺の八重山そば

みやら製麺

お目当てのお店「みやら製麺」には混雑を避けたいため昼の少し前に入店しました。

店に入り券売機で「八重山そば」の食券を購入。店内はそれほど広い印象ではありませんでしたが一人客用の席があったので、そちらに着席して待つことにしました。

テーブルに届いた八重山そば

やや待ち時間のあとに運ばれてきたのが普通盛り「八重山そば」。

普通盛り

事前に調べたところによれば、沖縄そばは平打ち麺で、こちらの八重山そばは丸い麺なんだそうです。

八重山そばの麺

早速ひとくち食べてみると、こちらの八重山そばも癖がなくあっさりした味わいです。

八重山そばのトッピング

トッピングには細切の豚肉が載っています。

細切りかまぼこ

それと同じく細切りになっているのが蒲鉾のようです。

肝心なスープの味ですが、これは新宿で食べた沖縄そばより更に癖がないように思えます。

実は私、外食で食べるラーメンなど麺類のスープはほとんど飲むことがなく残すタイプで、その理由は健康のためです。

完食した器

ですが、ここ「みやら製麺」の八重山そばでは、スープが自然な風味だったので全部飲み干してしまいました。

ただ、それは良い意味だけでなく、またも素材の味を計り知ることに失敗した意味も多少含んでいます。

沖縄そばの味については、この先もしばらくモヤモヤを引きずりそうです。

そんな気持ちの中で調べてみた限りでは、沖縄そばのスープの味付けは豚骨とカツオが使われているらしいと言うのがわかります。

そう言われてみれば、「カツオ風味の薄味豚骨ラーメン」が最も例えの良い表現かもです。

しかし、その仮の表現を確定させるためにこの先も機会を見計らって沖縄そばを食べに行くことになりそうです。

沖縄そばのこと