地元にアパホテルができるというので、開業日がいつ頃なのか公式サイトをチェックしていたら、オープン前に無料体験宿泊会が実施されるらしい。
素泊まりとのことですが、新しいホテルにタダで泊まれる話なので興味津々で応募してみたところ‥
割りと当たるもんなんじゃねーの
この無料体験宿泊会は、指定された宿泊日の数日前に当選の連絡が来るとのことで落選の場合は何も連絡はないようです。 今まで、オープン前の無料宿泊とか聞いたことがなかったし、こんな機会はあまりないことなので少々迷いはしたものの公式サイトから応募の手続きを済ませたのでした。 抽選結果が通知される日をワクワクしながら待つわけですが倍率はどれぐらいのものなのでしょう。私自身、無料体験宿泊会とか初めて聞いた話なので、こういったイベント的なものが最初からあると知っている人とか、私のように偶然サイトで見つけた人で、尚且つ当日(平日でした)都合が良い人が応募することになるでしょうし、結構当たるもんなんじゃないのかなと楽観しながら抽選日を待つことにしましたよ。この当選メールは本物だよね
応募から約一週間、当選発表の日を待ちに待った訳ですが、抽選日になって午前中に二度ほどメールチェクをしましたが連絡は来てなかった様子、この手の通知は早い時間なのか昼以降なのか知りませんが、その後は翌日までメールのチェクをし忘れてしまいました。次の日に思い出して、もしかしたらとスマホを覗いてみたら「ご当選のお知らせ」とタイトルの入ったメールが届いているのを確認。 運が良いのか必然なのかわかりませんが、考えてみると私はこの手の抽選ものに応募したことが殆どありません。文面に私の入力した個人情報なども入っているので当選メールは本物のようです。 最近は、電子メールをチェクするためにPCを使う人も減ってきてるとは思いますが、後にパソコンでメールを整理してたら、PCのメーラーではタイトルの他にも文中に「ご当選おめでとうございます!」と入っているためか本文の上に”このメールは詐欺メールかもしれません”と表示されちゃってました。 まあ、丁度これが迷惑メールであるとは疑いはしませんけど、やはりPCのメーラーのほうが高機能ですね。開業前のビジホはチェックインで少々ビビる
普段、刺激のない毎日を送っている大人にとって無料で宿泊体験できる今回の出来事は、かなり非日常的で魅力的なものです。
当日は、仕事が終わってからスムーズに準備を済ませいざ新しいアパホテルへ向かいます。新しいものって良いもんですね、正面の入口付近もなかなかカッコ良く見えます。
ここまで雰囲気は良かったのですが、喜んで中に入って行くと何やらかしこまった雰囲気が漂っています。その理由はロビーにいるオッサンが全員スーツ姿、しかも見た感じ中堅企業って言うのでしょうか、ちょっと良い会社の役員さんとカバン持ちみたいのばかり見えます。おそらくホテルの取引業者とか今回の工事に携わった関係先を招待したのでしょう。私は、思いっきり楽な格好をしてるので客観的に見たらミスマッチな人です。遠慮する必要はないのでしょうが来る時間をもう少し送らせたほうが落ち着いてチェックインできたようです。
新しいチェックインも体験する?
周りの雰囲気は落ち着かないものの、一般の言わば「客」として泊まる私が萎縮しているのもおかしいので、ここは平然とチェックインを済ませます。 新しいホテルは、まずフロントにも特徴がありました。カウンターと液晶パネル式の自動チェックイン機(精算機?)が一体になってて、チェックイン時に受付の人の応対と機械の操作が言わばワンストップです。便利なようですが慣れないものは面倒に感じるのが常だと思ってしまいます。これからはこんなスタイルもありなんですね。
さて新しいビジネスホテルの部屋はどんなものか
チェックインを済ませエレベーターに乗り客室へと向かいますが、通路もエレベーターも当然すべて新しくモダンな雰囲気を醸し出しています。そして、エレベーター内には今となっては当たり前のようになっているカメラと液晶モニタが付いていて、頭を後頭部から映されてしまうのは大人の男にとっては如何なものなのかと少々悩んだり、さきほどロビーに居たオッサンのうちの何人かは同じことを思うことでしょう。 そんなことを考えながら指定された部屋へ入室することになります。
第一印象は新しいけど普通かな
部屋の鍵は今どきのカードキーですが、非接触式のカードキーってのは使うたびに楽しく感じます。従来通りの金属製のカギを使うビジホもまだまだ多いし私にとってカード式のキーは新鮮さを感じるものです。 そして、いよいよ扉を開けて中へ入ってみると‥。
特徴は大型テレビか
新しいってものは良いもんですね、そこにあるものの殆どすべてを今日私が初めて使用する訳です。こうなると肝心な部屋の内装や設備とかは特に気になっったりもしないものです。
目立つのは壁掛け式の大型テレビがベッドの正面に設置されていることですかね。
こんなデカいテレビで映画なんか見始めたら外出したくはなくなります。
因みに浴室はお馴染みな感じですかね。
枕元にはUSB
今回初めて見たもので、たぶん全室共通の設備だと思うのですが枕元で携帯電話を充電できるようベッドにUSBポートが付いてます。
たぶん充電専用のもので、ここに動画とか音楽データを入れたUSBメモリを挿したところで再生されるものではなくて、電源供給のみのUSBと思われます。 客室に当然必要とされる液晶テレビは画面を大きく、そして今までになかった利便性の提供として枕元のUSBなんでしょうね。スマホ用のUSBケーブルが一本あれば充電できるようになっています。
ほど良く冷えてて寒い
このホテルは最近工事が完了したばかりで、人が宿泊するのはこの日が初めてのようです。そのせいか、どうにも部屋の中はもちろん建物の中が暖まっていない様子。連日埋まっている部屋が多ければ多いほど冬は暖房を使うし建物が冷え切ってしまうことがないことでしょう。ところがここは、完成したばかりなので空調を試運転以外で使用するのは今回が初めてなんでしょうね。大げさに言うと底冷えする感じです。 エアコンの設定温度を上げれば良さそうなものですが、温風といえど寝ている間に強い風が直接体にあたる(風向きを調整しても少しは風を感じる)のは心地良いものでもないし微妙な気がしますね。
気になる窓からの眺めは
”高いところから外を眺めていると落ち着く”なんて話を以前にも何度か書いた覚えがあります。 カーテンを開けてみての第一印象は地元の駅前ってこんなに広かったんだと感じました。
人間ウォッチングには程よく適していると思いますが、人が気づかないところから外を眺めているのは少し変態チックな感じがするのでホドホドにしておいたほうが良さそうです。
満足げにチェックアウト
ホテルに限らず、オフィッスビルや商用ビルなどのほか、もちろん一般住宅も新築のうちは内装の塗装やら接着剤?と思われる独特の匂いがしますよね。
まあ、そんなことも気にならないくらい気分よくグッスリ眠らせていただいた一泊だったのですが、時が過ぎれば帰らなければなりません。切ない気持ちを引きずりながら記入を済ませたアンケートを片手に、休日だった自分も、さも仕事へ向かうかのようなそぶりでチェックアウトを済ませてきました。
今回は地元のホテルですが、こんな体験宿泊会もなかなか良いもんですよね、これから皆で使うものを先に独り占めしてしまうといった征服感がたまりません。またこんな機会があったら申し込んでみたいものです。