ダイワロイネットホテル郡山駅前 宿泊レビュー

ダイワロイネット郡山駅

もっぱらお世話になってるのは東横インあたりだったりしますが、今回はまた別のホテルについてです。私の家からは50kmほど離れた場所で、一般的に考えて宿泊を伴わなくてもいいかなと思われる距離にある郡山市なのですが、先月駅前にダイワロイネットホテルがオープンしたようです。

ということで話の種に早速泊まって来ました。

郡山駅西口のダイワロイネットホテル

ダイワロイネットホテルは、今まで福島県内にはなくて福島市に出来てほしいと思ってたのですが、考えてみれば地元にあってもなかなか利用はしないものですよね。 今回できたホテルは昨年来たときには建設中で、こちらも前回投稿のアパホテルと同じく開業日がいつなのか気になっていたところでした。

交番の真ん前なんだな

オープンした場所はJR郡山駅の西口、大きな建物なのですぐわかりますが目の前に交番があります。昔は商業ビルが建ってた場所なんですが、よその街のことなのでよく覚えていません。 因みに、郡山市は人口30万人越えの中核市です。

新しいと戸惑うのは客だけではなかった

わりと近い場所なので、こんな私でも宿泊日当日の交通手段は車にしました、2月なのでさすがにバイクは候補に上がりません。 高速は使わず一般道で一時間とちょっとかなと見込み、途中の休憩のついでに駐車場の入り口が建物のどちら側なのか電話で問い合わせたりしてみます。 駐車場はホテルの南側から入るようで、駅前の通りを北から向かう場合は交番の前の交差点を右折、南から来た場合は左折で入ることになるそうです。 建物が新築なのでやはり新しい立体駐車場のシステムです。そして、このご時世を表すと言って良いのか失礼かもしれませんが、入出庫を担当するのは人生の先輩方のようです。 チェクアウトの際もでしたが、オープンしてまだ間もないので慣れるまで大変な様子でした。これは若い人でも最初のうち戸惑うことでしょう。

落ち着いた雰囲気がタマラナイ

車を入庫させフロントへ向かいチェックインを済ませますが、ロビーにはオープン祝い用と思われる花が沢山あって百合の香りが立ち込めています。

ビジネスホテルという位置づけ

ここのホテルは、客室はもちろんロビーも通路も普通のビジネスホテルより少し広いです。少しと言うか明らかに狭くはありません。そして派手な色合いのものは一切なく、かと言って地味過ぎない落ち着いた感じです。

新築ビジホの部屋

オープン初日の夕方には、地方のニュース番組で取り上げられていたのを見ましたが、その時に「ビジネスホテルがオープンしました」という言い方をしていたので、ビジホのくくりで間違いなさそうですが目につくものやサービス全てが”チョット良いもの”です。 ワンランクとまで行くか行かないかのチョット上な感じが遠慮することなく利用できて良いですね(但し価格はそれなり)。

ふむふむこれはレインシャワーというやつなのか

もしかしたら全室標準の装備ではないのかもしれませんが、私が予約した部屋ではお風呂とトイレに仕切りがあって、やはり普通のビジネスホテルよりは広いです。

ビジホの風呂にしては広い

それと、レインシャワーというらしいですが、浴室の天井から直にシャワー出てくるようになっていて、確認なしにシャワーの蛇口をうかつに回すと、ホースの先からではなく天井からダイレクトに出てくるシャワーを被ってしまいます。私も記憶にないだけで他で何度かやらかしています。

レインシャワー

シャワーの注意書

こういう設備があるとリゾートホテル並みだなという感じもしますね。

客が焦るエレベーターのおまじない

最近はセキュリティーの面からホテルのエレペーターを使うのにカード式のルームキーが必要だったりするようです。 同じダイワロイネットホテルの仙台では、エレベーターを使う際に客席のフロアへのボタンは、ペナペナの薄っぺらいカード式ルームキー兼会員証を差し込む必要があって、その読み込みの調子が良くなくて何度か慌てたことがありました。 この新しいホテルでは、ルームキーは非接触式のいわゆるかざすタイプのルームキーがチェックイン時に渡され、ルームキーは会員証とは別物になっておりエレベーターではこの非接触式のカードを使用することになってました。 私が外出から戻ってきたときに、チェックインを済ませ同じエレベーターに乗り込んできた若者カップルはこのエレベーターのシステムを理解しておらず。客室階のボタンが押せず戸惑っていたのですが、私がお節介を発揮し優しく教えてあげました。フロントのスタッフも新人を起用(私がチェックインしたときは気になってしまう程な大人の女性でした)していた場合、エレベーターの利用の際にカードキーが必要なことの説明を忘れてしまっていたのか、それよりも、この若いお二人はこれから過ごす二人の時間で頭がいっぱいな状態でチェックイン時の説明など耳に入らなかった可能性が大いにあります。結婚間近とか、新婚のカップルってのは周りにまき散らす独特の”幸せ絶頂感”が半端なく今回のお二人もたぶんそれなんでしょうね。大人になりすぎると他人のことまでいろいろ分かってしまいすぎて複雑な気分です。

そして気になる窓からの景色は

夜は、外に見える駅を眺めながらビールなどを飲んでみました。

窓から夜の郡山駅

こうして多くの人が行き来しているのを眺めているのが好きなんですよね。

駅前のビジホの窓から

明るい時間だと駅の背景に見える山が気になりますが、郡山市はこちらの西口側が栄えていて東口はわりとさっぱりした感じです。

美味しい食事ができるテナント

さて、新しい建物の中にはテナントが何件か入っていて中でも目立っていたのが牛タン屋の「利久」です。同じダイワロイネットホテルの仙台でも牛タン屋が入っていましたがあちらは「司」というお店でした。

牛タン定食

郡山の牛タン利休

話題先取りのために早速牛タンを食べに利休向かうわけですが、オープンしたてとのこともあってか私が行ったときは遅めの昼食だったのに店内は満席で席に案内されるまで少々時間がかかりました。 テナントは他にも和食の店が一軒と1階にはドトール(水戸のダイワロイネットホテルではタリーズだったかな?)とコンビニ、それから寿司屋なども入っていました。

ビジホで寿司

写真は翌日のチェックアウト後に入った寿司屋での昼食です。

泊まるだけでも楽しく感じる空間

多くの人にとってビジネスホテルは仕事や所用を済ますために宿泊する場所でしょう。観光などで泊まるなら別ですが仕事で行った先の宿泊ってのは非日常を味わうどころかどうしても仕事を引きずります。少なくとも私はそうですね。

交差点から見るダイワロイネットホテル

人によってはリラックスしづらい場所であるかもしれませんし、癒しや楽しさも求めるなら別な手段があることでしょう。でも、仕事やプライベートで躓いてしまったときに、気分転換の方法を探すのって難しいものですよね。静かで落ち着いた空間を求めるためだけにこういった施設を利用するのもアリだと私は考えております。 そして、ここのホテルはちょっとイイですよ。書いてるうちにまた行きたくなりました。