Web限定大人の休日倶楽部パスの購入方法がロールプレイングゲームなみだった

秋田駅に停車した秋田新幹線

期間を臨時に特別設定したWeb限定販売の大人の休日パスというのが発売されるのを偶然手にしたパンフレットで知ることができました。

このページの内容は、2022年に発売されたWeb限定の大人の休日倶楽部パスについて解説したものです。その後2024年5月以降に発売される大人の休日倶楽部パスの「えきねっと購入方法」は若干変更が入っている模様です。

2024年5月のパンフによる案内

今回の切符はWeb限定の販売

ちょうど旅行に行く時間も確保できたため、このWeb限定「大人の休日パス」を購入することにしたのですが、この初回購入にあたって済ませておきたい手続きの量がなかなかな手ごたえです。

先日、駅からもらってきた大人の休日倶楽部パスのパンフレットによれば、今回はJR東日本の「えきねっと」を使ったWeb限定での購入申し込みに限るとのこと。

上越新幹線とき号

大人の休日倶楽部パスで乗る上越新幹線

Web限定といっても大人の休日倶楽部カードがあれば買うことができるのでは?と軽い気持ちでいたらそうではなさそうです。

切符はえきねっとからの購入で駅で受け取り

今回のWeb限定大人の休日倶楽部パスを買うにはJR東日本のWebサービス「えきねっと」からのネットによる購入操作が必要らしく、もっと簡単にいかないのかと電話で問い合わせてみたところアカウントを作成して「えきねっと」から購入してくださいといった内容の回答をされてしまいました。

今回はカード持っているだけではダメなようです。

Web限定大人の休日パス購入準備

Web限定切符の購入までの準備

簡単には図に書いたような流れになりますが、カード情報や各サービスごとのコードを入力したり承認させたりといった手順を踏まなければなりません。

最後のJREポイントサイトへの登録は、省略してしまうと切符購入でのポイントが付きません。

少しの不安はありましたが、気分はお得な切符で旅行を楽しみたいので仕方なく「えきねっと」への登録から始めることにしました。

えきねっとへの登録

えきねっと(JR東日本)

JR東日本の「えきねっと」への登録に必要なのは、クレジットカードの他にメールアドレスとパスワード。

えきねっとのURLへアクセスし案内に従い登録操作をすると、用意しておいたメールアドレスとパスワードの入力の他に氏名、住所など個人情報の入力をへて登録が完了します。

続けて、目的のお得な切符を購入と行きたいところですが、えきねっととカード情報を紐付けするとえきねっとでJREポイントがつきますといった情報があります。

もちろんカード番号も入力が必要です。

そんな事情から、「大人の休日倶楽部のマイページ」と「JRE POINT WEBサイト」への登録も済ませてしまうことにしました。

先延ばしにしておくとポイントを付け損なうのではという心配から併せて3つのサイトへ登録することになりました。

大人の休日倶楽部 会員サイト:マイページ登録

JR大人の休日倶楽部会員サイト

大人の休日倶楽部のマイページ登録は、カード記載の会員番号などを大人の休日倶楽部のページの案内に従って行います。

私が手続きをしたときは「えきねっと」との手続き作業を並行して進めなければならない手順があって少し戸惑いました。

※カードを作るときに何かJR関連のサイトに登録した記憶がありましたが、ビューカードのサイトを登録していただけで、大人の休日倶楽部会員サイトへは未登録の状態でした。

JRE POINT WEBサイトも登録

JRE POINT WEBサイト

3つ目のサイト「JRE POINT WEBサイト」にもメールアドレスとパスワードを設定して登録をします。

登録完了後に、続けて「えきねっと」との連携を済ませるとえきねっとからJRE POINTとの連携情報更新完了のお知らせ【えきねっと】という件名のメールが届きます。

これで、ようやく大人の休日倶楽部パスが購入可能になりました。

今後の新幹線の利用ではえきねっとのサービスが利用でき、カードを利用したときもJREポイントが貯まるような仕組みにまでなっているはず。

先に登録した、えきねっとのサービスへログインし直しようやく大人の休日倶楽部パスの購入手続きに取り掛かることができます。

JRE POINT WEBサイトは必要なさそうにも思えますが大人の休日倶楽部パスは2万円弱の価格ですのでポイントも無視するわけにいきません

大人の休日倶楽部パス購入の流れ
  1. JR東日本えきねっとに登録
  2. 大人の休日倶楽部会員サイト登録(えきねっとと関連付け)
  3. JRE POINT WEBサイト登録(えきねっとと関連付け)
  4. えきねっと「おトクなきっぷの申込」から切符を申し込む
  5. 駅の自動券売機で切符(大人の休日パス)の受け取り

一連の流れでは、JR東日本の関連サイト3つに登録を済ませたあとに「えきねっと」から切符を申し込むという流れになります。

4えきねっと「おトクなきっぷの申込」ページでの購入もページの操作に少し戸惑うかもしれませんが、ここを乗り越えれば最終段階である駅での切符受け取りに至ることができます。

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手続き完了後に「えきねっと」から送信される「申込内容」が記載されたメールは、駅での切符受け取り時にスマホで確認可能な状態にしておくか印刷しておくと良いでしょう。

JRの駅で切符を受け取る

出発の日の当日に発券というのも余裕がなさ過ぎるので、新幹線に乗る日の前日に駅へ出向き駅の券売機でお得な切符「大人の休日パス」を受け取ることにします。

切符売り場の機械の操作も、通常のお得なきっぷから購入かと思ったら、これまたWeb限定大人の休日倶楽部パスだけは操作が複雑でした。

ふと横をみると、丁寧に大人の休日倶楽部パスの受け取り方法の虎の巻が記してありました。

インターネット予約の受け取りから進めて行くのが正解のようです。

上越新幹線の車両にあるマーク

これで、ようやくお得なきっぷ大人の休日倶楽部パスの受け取りを無事に済ませることができました。

購入決断にから始まり、電話問い合わせでスタートを切った後3つのサイトへの登録してからえきねっとでの購入。

駅での受け取りも一筋縄ではいかない、まるでロールプレイングゲームを楽しんでいるかのようでした。

ゲームは何とかクリアでき、出発の準備もととのいましたが自分の持っているカードは50代向けのミドル。

大人の休日倶楽部パスをつかいたい人生の先輩方は男性だと65歳以上なのでお得な切符購入RPGへの挑戦はハードルが高いのではと心配になります。

実際に「大人の休日パス」切符を利用しての旅では、えきねっとからの購入で大人の休日パス使った65歳以上の方も多く見かけました(購入を家族に手伝ってもらったケースもありと思われます)。

もちろん一度済ませてしまえば、次回以降は難なく切符が購入可能でしょう。

私も次からは「えきねっと」のサービスが使えるようになったので、そちらの便利さを楽しみたいと思っています。

ちなみに、今回の特別設定Web限定版では切符の名称が「大人の休日パス」で、通常の年3回発売される会員向けのお得な切符は「大人の休日倶楽部パス」となっています。

2023年5月に出た案内

2024年5月以降に発売される大人の休日倶楽部パスは「えきねっと」からの購入がお得になっていてその案内を特集したパンフレットが駅に設置されていました

えきねっとからの購入を解説するパンフレット

パンフレットの内容によれば、2024年5月29日以降の購入では従来必要であったICカード情報の登録が要らないことが明記されています。

ただし、大人の休日倶楽部カードの情報登録については今まで通り必要なようですので、それほど手間が軽減されてはいないような感じです。

なお、JRE POINT会員番号の連携に関して手続きを完了しないと「えきねっと」ではポイントが付かないことも記載されています。

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