気軽にステーキを食べれる店として人気の「いきなりステーキ」ですが、メニューの中にあるワイルドハンバーグにはあまり興味が向かないものです。
ステーキ目当てで行った店でハンバーグというのも物足りない気がするのも当然かもしれませんが、このワイルドハンバーグはいったいどんな味なのでしょう。
お店に慣れたらハンバーグ
何度か足を運ぶうちに、すっかり気に入ってしまった「いきなりステーキ」ですが、メニューにあるワイルドハンバーグは毎回目にはとまります。
目的は分厚いステーキですが、このハンバーグのメニュー写真は見た目も普通のハンバーグに比べワイルドさが伝わってくるのはわかります。
ワイルドステーキは300gと450gを制覇し、リブロースステーキも体験済みでサーロインはどんなものか想像はつくところですので、このステーキ屋のハンバーグがどんなものか注文してみることにしました。
価格もステーキよりは安価ですし、少しでも気になるなら味わっておきたいものです。
名前がワイルドだけに大きい
300gのハンバーグと言えば、大きさ的には結構なものになるとは想像できます。そして、筋っぽい部分はないためステーキよりは食べやすいことでしょう。
席に運ばれてきたワイルドハンバーグは専用のソースが容器ごと鉄板に添えられていることを除いてはワイルドステーキと同じです。
以前にコーンがトッピングされていた時はインゲンやブロッコリーが選べましたが2022年現在では最初からコーン、ニンジン、ブロッコリーの3種類が載っています。
鉄板の予熱で焼く
この大きなハンバーグ、気になることにステーキと同じように中に赤みが残るうちに提供されます。
これはあらかじめ覚悟しておかないと鉄板が熱いうちに中まで焼ききれない事態になるのではと心配になります。
ハンバーグのレアってあまり聞かないですし、これはステーキとは違いしっかり焼けていたほうが美味しいでしょう。
そして、最終的にはこのように細かく焼き上げました。余熱で転がしているうちにソースをかけたらジューッと音を立てて湯気が上がりました。
ステーキだと、少々赤みが残ったところで気になりませんが、ハンバーグを食べごろな状態に仕上げるのは結構手間でした。特にハンバーグの中央部分で鉄板にこびり付いてなかなか剥がれないところがありました。
その辺を考えると子供には向かないそうというか親が世話をすることになりそうです。
ワイルドハンバーグの満足感
ステーキと同じ要領でテーブルに届いてからひと手間加えたワイルドハンバーグですが、一口食べてみるとなかなかのジューシーさです。
ステーキ屋でハンバーグなんてつまらないんじゃないかと心配していたところでしたが、ワイルドハンバーグは予想に反して味も良く大人の腹を満たしてくれるメニューですね。
毎回、ご飯なしでの注文でしたがソースが濃いめの味でしたのでご飯との相性は良さそうです。
このワイルドハンバーグは、ステーキを注文するよりも価格的に安くすみます。味も私がこの世で知る限りでは万人ウケするほどの完成度です。
そして、ハンバーグの場合はレアというより生焼けといった表現と言えるこの仕上がりですが鉄板の再加熱は頼むことができるとのことですし、まずこの厚さだと火が通らなくて当たり前かもしれません。
なお、ステーキ店だけに牛肉100%だそうです。
そんなわけで、やや特徴がある(もしくはこれが本格的なのか?)いきなりステーキのハンバーグメニューでしたが、気になる方はワイルドハンバーグにも挑戦してみることをオススメします。
大人の舌も腹も、きっと満足させてくれることでしょう。