男の趣味はカメラしかない

男が本来から持つ何かを追い求める本能を充分に満たしてくれるのがカメラです。

そしてカメラは非常に趣味性の高いモノです。その機能を楽しむ為に行動力を刺激され私たちの自由な時間を活動的に過ごすことを実現してくれるでしょう。

写真が趣味という人もいますが、それだと何か芸術作品を完成させなければならない感が否めません。

ここでは「カメラそのものが趣味」という扱いにして話を進めます。

カメラの趣味は、大人の自由な時間を満たすのに必要なコレクション性という要素を充分に持ち、一眼カメラの機械的でクオリティーの高い外観は所有欲を大いに満たしてくれます。

男らしさを演出できるのがカメラ

カメラを趣味にすることで、理想を追い求める男の姿を実現することが出来ます。

そんな意味で、例えば現代において狩猟に挑戦しようと思うと目的達成がえらく面倒です。

真似ごとでも下手すれば捕まりかねません。

そこで、獲物を追う代わりに被写体を追い、獲物を捕るから撮るに変えられるのがカメラという趣味なのです。

ミラーレス一眼カメラ

カメラという趣味を釣りと比較してみる

同じ獲物を追う趣味では釣りが一般的で、世のお父さんの中にも釣りが趣味だという人は多いでしょう。

釣りは魚が食いつくのを待っていなければなりません。

釣り針に餌を仕掛け、それに食いつく魚をただ待つ、調子が良ければ面白いほど釣れることがあるのでしょう。そうでなければやってられません。

けれど、釣れなかったらひたすら釣り糸を垂らし魚が食いつくのを待つだけです。

男が何もせずずっと待ってて良いのか!?

釣れなければ、場所を変えてみるやり方もあります。しかし、そこからの最初のアクションは釣り糸を垂らし待つという行為。

かなりイケてません。釣りが趣味の方には本当に申し訳ないですが、食いつくのを待つ姿勢というのは棚からボタモチを待つのに似てないでしょうか。

もっとも、釣りの楽しみは水中の見えない魚を釣り上げるという難しさにあるのですから例えが極端のような気もしますが、じっと待つ「健気な男」は絵にもならないことでしょう。

カメラは攻めの趣味

そこでカメラの場合、だましのような仕掛けや、面倒な撒き餌もなく果敢に追い求める(疲れているときは気分に任せておっとり追う)ところから始まります。

その行動において、ときには激しく、時には穏やかにといった演出も?可能です。

おかしな趣味の奴に間違えられないか

趣味で使う道具を新しくそろえるときに、どうせ上級者向けが欲しくなるのだから良いものを買おうという考えがあります。

ことカメラにおいてもその考えは十分当てはまることでしょう。しかし、仰々しいカメラを持ち歩いていると見かけによっては変態と間違われかねません。

それを考えると、そこそこの機種で落ち着くのは妥協ではなく普通に選んだ結果だと言えることになるでしょう。

起動性という観点からも身軽さは大事です。

趣味の成果は自己表現へ

趣味のカメラで撮る風景

お気に入りのツールとなったカメラで写真を撮ることを繰り返すようになると、無駄に画像を作成するだけでなく有効に利用したくなるのは自然なこと。

SNSなどを通じて画像を配信することで成果になれば、ちょっとした自己表現にも繋がることになり、趣味としてはこの上ない喜びを得られるでしょう。

男としてはライフスタイルの中で自分を表現できる場所がないとつまらないものです。

ポイントは、先に書いたとおりカメラそのものを楽しむことに重点を置き、成果は副次的なものとして割り切ったほうが趣味として長続きさせるコツになります。

大好きなツールを磨いていたら、対外的にも少々ウケたという感触が我々大人には心地よさをもたらしてくれます。

もちろん、「コレは・・!」という納得できるレベルの写真ができたら、遠慮せず自分なりの手段で堂々と配信してみるべきです。

こうして、カメラを趣味にできた男は理想と美しさを求め果敢に攻めに出ることになります。

被写体は景色であったり花であったり、時には冷たく無機質なモノや空間であったり無骨な造形物であるなど様々ですが、そこには、きっと新しい発見や何にも代えがたいワクワクできる体験など特別な魅力がつきまとうことでしょう。