春によく聞く言葉に「花より団子」というものがあります。
ですが、それは若さがあっての話と解釈しても良いのではないでしょうか。
大人が春を本気で楽しむには、この逆の思考で行動したほうが充実できるかもしれません。
花見のお供に例えられる、大福まんじゅうや団子などの甘い和菓子は特に桜の開花の季節でなくても、楽しむことができるし、それらの甘いものを頬張りながら友人と会話を楽しむことはいつでもできることでしょう。
春は、花見の他にも旅行など屋外活動を楽しむには最適な季節でもあります。
そんな春には、年中楽しめる食の楽しみを差し置いてもでも、自分の好きな場所をもとてめてアクティブに行動することが大事ではないでしょうか。
甘いものの楽しみは少し先延ばしにして冬の間に思いを巡らせていた行ってみたい場所、挑戦してみたいスポーツなどに意識を集中するのに最も適しているのが春です。
寒さを堪え忍ぶ中で忘れかけっていた、自分にとってのワクワクを目覚めさせましょう。
春になっても、特に旅の予定もないし、言ってみたい場所も屋外を出て挑戦してみたいことも特にないといった場合には、それこそ桜の花に夢中になってみるのもありだと思います。
私たち大人は、家庭のためや将来の自分のために様々なことに遠慮してきた経過があって、その一般的に良いとされる習慣から抜け出すことに抵抗を感じることが少なくないでしょう。
理想を追い求めるだけで、その理想に追いつけるのがいつなのかわからず雲をつかむような日常を延々とすごしていないでしょうか。
陽気が良くなる春ならば、そんなことを一時的に棚に置く形で、自分の好き没頭してみるのも悪くないでしょう。
もし抵抗があるなら、1週間だけ、または3日間だけと期間を区切って、全ての時間を自分の好きなことに当ててみることで、何かの気づきが得られるかもしれません。
春の季節に何を優先するかは人それぞれではあることでしょう。
ここでは桜の花を例に挙げてみましたが、
日頃自分が求めているものへの情熱を確かめる季節かもしれません。
今まで過ごしてきた冬は、暑さだけが気になり解放感は格別に得られた夏と違い、寒さの中に少しばかり閉塞感が伴うものでもありました。
いま、その無意識にも感じていた閉ざされた感情から解放されるときです。
春の季節は、自分がもっともワクワクできる時間にあてましょう。
冬の終わりが近づく早い時期に春の有意義さに備え、春の到来と同時にその恩恵を確実にかみしめることができるのが経験ある大人の特権とも言えます。
まだ寒さが残るうちにも、そんな大人の特権を逃さないよう時に思い出して自分の好きなこと、やりたいと、ワクワクすることの再確認をしておきましょう。
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