FallCreatorsUpdate後にタッチキーボードのユーザー辞書が使えない

ユーザー辞書が出ないタッチキーボード

Windows10の大型アップデート、FallCreatorsUpdteの後にtouchキーボードを使用する際にユーザー辞書による変換候補が全く出てこない状況になってしまいました。

この現象は今年春に実施されたApril2018Updateでも改善されていません。なぜ表示しなくなったのかユーザー側としては全く理解ができません。

タブレットの入力は片手でフリックが望ましいのに

想像するに、開発者側としてはWindowsタブレットのような大型の画面でフリック入力を使用するユーザーはそう多くないと見込んでいて、ユーザー辞書を変換候補に表示する機能を現状のWindowsOSで維持し続けることに無駄を感じているのでしょう。

ユーザー辞書が出ないタッチキーボード

私が所有しているLenovoYOGAタブレットのように小さめのタブレットなら左手で持って、右手でスムーズにテンキー入力というのが十分可能です。

しかし、マイクロソフトが想定しているのは10インチ程度の割と大きなタブレットで、まさに自社製品のSurfaceに特化した仕様になっているのでしょう。

タブレットモードじゃ閲覧や手書きだけにして、文字を打つならキーボード使いな。って話でしょうね。

この状況ならAndroidタブレットが良い

Windowsタブレットを快適に使えるキーボードを探してみましたが、自分のブログで紹介できるようなクオリティーの高いフリック入力が使えるフリーソフトなどは見あたりませんでした(完璧を求めなければ全く存在しないこともない)。

ユーザー辞書を元にシステム辞書を作成するという小技も試しましたが一切受け付けない状況です。

入力に事欠くタブレットは「なんちゃってノマド」にとって不適合な端末です。このままユーザー辞書が復活しなければAndroidタブレットへの乗り換えも検討したほうが良いでしょう。

できれば、Windowsで快適にフリック入力(ユーザー辞書が使えて)ができた感動をもう一度味わいたいですが、この先の動向はそううまく行きそうにありません。

おすすめ記事

Windowsタブレットのスクリーンキーボード Windowsタブレットでタッチキーボードの配置を確認する 持ち歩き用PCとスマホ Webサイトの運営に係る作業と日常のこと