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初めて開店待ちの行列に並んだんだ時のこと

行列に並ぶ

なんかね、とうとう”器が小さい男”っていうキーワード検索でこのブログに来てしまった人がいるらしいんですよ。ブログで小さいと言ってるだけで本当はデカイですよ(大器晩成とか私の事ですから!)。そして、今回の開店待ちはパチンコ店ではなくてカー用品店のことなんです。
正月に広告見て家電店とか並ぶ人居ますよね、私はそういうのに並んだことがないんです。例えば欲しいドライヤー(例えばの話)があって、それが特価品で広告に出てたとしたら、朝早く並んで目当ての品を格安でゲットできちゃうのは嬉しいのだけど、そこで自分が喜んでいるところに大型テレビ買いに来た知人に出くわしたら、なんだか恥ずかしいよね?
別にドライヤー買うのは恥ずかしい事ではないし、ドライヤー使えるほど頭に髪が残ってる証拠でさ、電動マッサージ機買ってるんじゃないんだから恥ずかしくはないのにね。
今回は、カー用品店が会員向けに発送したチラシにドライブレコーダがあって、それがネットの価格ホニャララサイトより安かったのですよ。
今どきドラレコを車に付けるのは珍しくないけど、欲しいから買っちゃえってほど気軽でもないし微妙なんだよね。ジャパネットだかそれと似たような所で派手に売り出してるのは、お求めやすくても商品自体がどんなのか分からないし結局はまだいいやと先送りにしてたところに、その美味しそうなチラシが舞い込んだんだ。そして売り出し日当日がちょうど私の休日にあたった。


やばい並んじゃいそうじゃないか

でさ、行列に並ぶのは嫌なので買えなくてもいいから開店直後に行って様子見てこようかと思ったわけです。開店時間の10時まで銀行に行ったりして上手く時間を調整したはずが、少しペースが良かったようでカー用品店には1、2分早めに着きそうな予感。待ち合わせや会合なんかに数分遅刻しそうなときは焦るけど、数分早く着きそうなときは焦りは感じないものですよね。
そうなんてす、そんな意外なところでも慣れは発揮されるものなのです。着いたのは開店前で、やっぱり行列作って待ってる人が10数人いたんですよ。私が車から降りて店の入口に行く頃には店は開いていることだろうと、ノロノロと店の入口まで向かったのですが、店のドアが開くのと私が行列の後ろに付くのがほぼ同時で、もう実質並んでたも同然の状況になってしまったのです。

目的商品ゲットの手法がわからない僕

その後流れに沿って入店したのですが、数量限定商品というのは、そこからどの様に手に入れるのか勝手が検討つかずです。家電量販店では店が開く前に整理券配ったりするらしいけど、この場合はどうなのか全く分かりません。特価品が並んでる陳列棚を覗いてみたりと売り場を探していると、威勢のいい勇者はいるもので、積極的に店員にドライブレコーダーは何処にありますか?と問いかけてまして、そこで店員が「レジにありますよ」と案内すると、数人が”ササッ”とレジに向かうんてすよ。20代30代くらいの若者が数量限定商品に機敏に反応してるのに、何ていうか自分との温度差を感じ私は買う気が失せかけてしまいました。「なんだよこれほど本気にならないと買えないのか?」と。やる気が引き始めた私は、他の商品を眺めに店内をウロウロしていたところに、「ドライブレコーダーお求めの方ー!」と店員が問いかける声がします。
見ると周りに人が群がる様子もなく買えそうな感じ。私は行けるかもと思い、そそくさとレジの方へ歩み寄り、あたかもまだあるなら買ってやろうかという雰囲気を醸し出しながら「僕にもください!」の大人の発声をしたのでした。ちなみに、私は普段“僕“という言い方をしません。ブログでも、自分を僕とか俺とか言ってるときは、何か嘘が混じってると疑って良いことでしょう。
そして私は、チラシの特価品なるものを手に入れ冷静を装いながらも内心ニコニコと支払いを済ませ一連の成果を得たのでした。
まあ、簡単に言うと優柔不断さを大展開してきたわけなんです。
思うんですが、こういう場面はいかに正直になれるかですね、俺は数量限定の目玉商品を買いに来たんだが何処にあるのかと、ズケズケと物申すセンスが必要なんですね。そして今回、私は知るべきものを知ってしまったようです。ある程度手法がわかれば、後はその応用で臨めばよいのは知的な大人が得意とするところでありまして、人生何事も挑戦と言う有り難い言葉も思い出してしまう事でしょう。
これまでは、食わず嫌いを放置してきたのかもしれない。味をしめたらヤミツキになりそうですね。
んー、有り難い、ありがたいですな。