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たぶん彼は発達障害【親の苦悩と社会の対応】

time 公開:2016/05/13 refresh
たぶん彼は発達障害【親の苦悩と社会の対応】

先日コンビニで買い物をした、レジにしゃれた柄のボールペンが並んでいた。
どうやら商品ではなく缶コーヒーを買うと貰えるらしい。

発達障害の彼へ渡すコーヒー

レジのおばちゃんに聞くと2本買うとボールペン1本もらえるとの話だ。

私はこういうオマケのようなものにあまり手を出したことがない。何故なら大人の男だから(いいよクスッと笑っても)だ!

そんな大人な私にもオマケ付きのボールペンを買っても良い事情というものがあった。

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自分の年齢がすぐに答えられない男

1987年生まれ以降がゆとり世代でそれ以前は氷河期世代だとすると、これから話すT君はぎりぎり氷河期側の男なのか…。たぶん今年で30歳。
たぶんというのは本人に年齢を聞いても答えが返ってこないのがその理由。

彼はどうやら発達障害だと思える。この「どうやら」という表現も煮え切らないが、匿名で書いているつもりのブログも気を付けなれればならないことは多い。

彼は私の働いている会社が出した求人広告での募集に対し、就労を希望し面接に来て採用されている。

そして彼は健常者として同じ職場で働いている。

周囲がおかしいと思い始める理由

面接担当者には何も問題ないとして採用されたT君であったが、採用から日が経ってくると彼の個性(こう表現しないと決めつけてしまうことになります)は目立ち始めた。

返事をするのに時間がかかりすぎる

まず、自分の名前を呼ばれてから返事をするまでに2秒かかる。実際に2秒かどうかは測ったわけではないが間違いなくワンテンポ遅れる。

返事が返ってくるまで、まるで聞こえてないかのような表情。

最初は耳が悪いのかとも疑ったが、話をある程度は理解できるのでそうではなさそうだ。

休憩中など周りの人が、何気ない会話の中で聞く質問に対しても一般的にすぐ答えられるであろう親の年齢が分かっていない。そして自分の年齢も思い出すのに時間がかかり返答できない。

答えられないことが多すぎる

兄弟の職業なども答えられず。一般人に対して通常要求されるであろう返答時間を超えるため、聞いた人も話題を変えてしまうし、少しその場の雰囲気がおかしくなるほどだ。

極め付けが私よりかなり若いのにガラケー、こだわりがあるのではなく自分のルーチンから抜けだせないのでスマホには変更できない。

そんな彼は普通に高校を卒業していて車の免許を所持している。思うに車の免許の取得には相当の時間がかかったであろうと想像されるが、それを本人に訊ねても思い出せずやはり返事は帰ってこない。

記憶能力にも問題がある?

ここまでは長期記憶の話になると思うが短期記憶においても普通ではない。

メモを取りなさい復唱をしなさいと言ってもそんなことさえままならない。

例えば、運ぶ荷物の中から「赤い箱で白いリボンが付いているものを選んで運んでくれ」と頼むと、赤い箱は運ぶが”白いリボン”については頭に入っていないので赤い箱を全部運ぶといった感じなのだ。

親の苦悩は社会へ分散されるべきか?

(決めつけるわけではありませんが)発達障害かどうかは医者が判断することになると思います

先天的なものであれば就学前に何らかの問題提起はされていたことでしょう。

皆と同じであってほしいと願う親

経験がないので、どのような話をされるのか全く分かりませんが、まず親としては普通の学校、通常のクラスで子供を学ばせたいことでしょう。

その初期段階で特別な扱いをすると、「以後その子は社会において特別な環境でなければ生活を送れなくなるのではないか?」という心配をされることでしょう。

重度であれば、それなりに配慮された環境に置かなければならず決断に迷いは少ないと思われます。

しかし、軽度であれば我が子は普通の環境で対応できうると願うのが圧倒的多数なのかも知れません。

その親の想いのもとで育つ軽度の発達障害の子は、学校生活において皆に馴染めないストレスのようなものを少なからず感じながら過ごすことでしょう。

社会に出て本人が受けるストレス

学校生活をなんとかクリアし、いよいよ社会へ出るとなった場面でかかるストレスは学校生活の比ではない事が想像できます。
それは、本人だけでなく周囲の人へも何らかのオカシな感情をもたらします。

通常の会話が成り立たない、日頃繰り返されるルーチンから外れたとっさの事態に対処する能力には極端に欠ける。

新しい仕事の内容が理解できずに余計な作業をする。
余計なというより本人にその様な意識がないので”トンチンカンな”と言ったほうが適正かも知れません。

要するに、本人だけではなく周りの人もストレスを感じます。

事実を知る周りの大人が決断べきこと

普通の社会人は、挨拶の後に簡単にその日の天気について話したりします。ところが彼には、そんなコトは出来ません。少し教え込んだところで一切実行できないのです。

そんなT君は時に周りからキツイ言葉を受けたりします。
健常者として(診断もそうかもしれませんがIQは相当低いでしょう)社会に放たれたT君へは、それ相応の仕事の成果が要求されます。

しかし、それはT君が果たすべき義務なのか?ちょっと違う気がしてなりません。

T君は社会に出る前に周りの大人が適正な対処をするべきだったと思います。

そうでなければ大人になったT君を捕まえて、「お前はオカシイ」とか、親へ「あなたの息子さんはちょっと‥」などと言う話をするかしないのかの問題になってしまうことでしょう。
これも通常考えられる義務の範囲外と判断します。

彼に必要な社会環境とは

私は、たまにT君に缶コーヒーを上げます。日頃ブラックばかり飲んでいると缶コーヒーが不味くて飲めなくなるので、貰ったものなどはすべてT君へあげて美味しく飲んでもらう事にしています。

缶コーヒーごときでT君が社会から受けるストレスは軽減しない。あるいはストレスの感じ方も特別(ストレスとはならない?)かもしれません。

しかし私も周りの人もそれぞれ、その人なり大なり小なりの悩みや問題を抱えながら仕事をし生活を送っています。

職場で毎日交わす他人の私がどこまで彼に気遣うべきなのでしょう。
また、彼に必要とされる適正な社会環境とはどのような場所なのだろう?

缶コーヒーのおまけでもらったボールペン

缶コーヒーのオマケでもらえたボールペン

たまたま、手元に缶コーヒーの無い期間が続いたところだったのでT君のために買っておこうかと考えていたところのボールペン付きの缶コーヒー。

その缶コーヒーはT君とゆとりS君へあげた後、見かけ以上に軽くてチャラいボールペンを眺めながらそんなことを考えてしまうのでした。

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