地元にあるライダーの聖地をリポートする:磐梯吾妻スカイライン

磐梯吾妻スカイライン

私の住んでいる福島では、毎年春から秋にかけて多くのライダーが西の山を目指して駆け上がっていきます。

磐梯吾妻スカイライン

今回は、その目指す先にあるのは磐梯吾妻スカイラインを紹介いたします。

出発は福島西インターから

福島西インターを出たところから国道115号線を西へ進みます。

福島西インターチェンジ

目指す最初の目印は、通称フルーツラインへ交わる交差点、ちょうど左にガソリンスタンドがある場所です。

右左折のポイントはどちらもガソリンスタンドの角

もっとも一般的と思われる高湯温泉方面から進む経路になります。他にも土湯温泉方面を経由して回り込む経路がありますが、磐梯吾妻スカイラインを目指すならこちらがオススメです。

ESSOの交差点を右へ

国道を直進後にEssoのガソリンスタンドの交差点を右折して、今度は2つ目のGS(モービル)の交差点を目指し走ります。

高湯街道の交差点を左折

このGSのある通称高湯街道との交差点を今度は左折し、あとは山の山頂を目がけてひたすら走ります。
最初のカーブを過ぎればそこからは美味しいタイトコーナーが始まります。

料金所の跡地を通過

山の中をしばらく走ると途中に高湯の温泉街が見えます。
料金所の跡地

その温泉地を過ぎたところに料金所の跡地がみられます。震災前はここでしっかり料金が徴収されました。

草木の無い山が見える

しばらく、山の中の道路を進むと途中から高木の林が全くなくなり、次に草木もない風景が現れます。

天辺目指して走ったその先には浄土平

休憩所のある浄土平パーキングに近くなると火山性ガスが発生する場所を通過するようになります。「車の窓をしめて停車しないで通過してください」という意味の案内板が立てられていますが、バイクなので窓を閉めるのは無理ですね。しょうがないので普通に呼吸しながら法定速度で通り過ぎるしかないでしょう。

駐車場入り口

最初に迎えるのは、今度は実際に稼働している料金所(駐輪料金200円取られます)。

到着時のメーター

福島西IC出発時のトリップメーターは37km

高速のインターからおおよそ31km、約51分かかってます。当然ですが誤差や走行条件によって異なるので目安です。

吾妻小富士

後ろに見えるのが、通称吾妻小富士です。盆地から見上げると小さな富士山のような形をしている山です。

浄土平駐車場

休日には関東からのライダーが目立ちます

桜メンチバーガー

レストハウスで【桜メンチバーガー】というのを食べてみました。桜は会津特産の馬肉の意味かと思います。

日によっては雲の中を走ることに

雲の下を走る

町の中は快晴でも山はこのように霧がかかっていることがあります。

浄土平へ向かうライダー

まさに雲の中を走ってくる感じです。

帰りも同じく高湯方面から

浄土平を通過し、そのまま進むと猪苗代方面へ出ますが、今回はそのまま帰ることにしました。
行きも帰りも、沢山のツーリング中のライダーとすれ違います。

階下に見える福島盆地

帰り道数キロ走ったところで、階下に遠くに見える町の中の写真を撮ってみました。

涼しいですのでお出かけの際は装備を万全に

今回行った磐梯吾妻スカイラインのレストハウス付近は標高が1500m近くあり、夏でも結構涼しく感じることがあります。当然、天候が崩れると寒いのでライダーの方は心得てるとは思いますが、相応の格好で出かけたほうが安心です。

このスカイライン、最近はバイク雑誌に取り上げられたりで他県から走りに来られる方も多いようです。車、バイク、自転車など、お越しの際は、福島の自然を沢山楽しんでいっていただきたいと思います。

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