朝早くに自宅から近いスタバに出かけ店内でスマホをこそこそイジっていたら何か普段とは違う雰囲気です。
いつも店内に流れている音楽がこの日はかかっていません。
音楽の流れないコーヒー店
ここの店で働く店員さんは自分にはまぶしく見える若者ばかり、多分スイッチ入れるの忘れているんだろうと思い、2、3分ほど経ったところで「今日は音楽ないの?」と聞いてみたところ、「そうなんです、機械が壊れていて今日は音楽流せないんです」とこ返事。
流れる曲のジャンルや質はさておきBGMが全くないのは、変なところで日頃は意識しないルーチンが断ち切られたようで落ち着きません。
よく店を利用させてもらう側としては、注文時に一言、今日は機器の故障で音楽無いんですくらい話して欲しい。いつもフレンドリーな店員さんも例外対応する必要は感じなかった様子です。
スタバでよく流れている曲は専ら洋楽のようで、自分は英語も得意ではないので、歌詞の意味がよく分からない曲というのはPC作業中でも自分の思考を乱すことがなくありがたいものでした。
そして、ありがたくはあっても必須と感じたこともないのですが、いざ音楽のない店内に身を置いてみると、雑音だけの空間で何かに集中するというのは難しいのに気づきます
幸いこの日は、時間が早かったためかグループでの来店は少なく他人の会話を聞かされないよう、早めに作業を済ませて店を後にしようと決めました。
BGMの代わりに聞こえてくる音
不慮のアクシデントにより音楽のないコーヒー屋で聞こえてくるのはいつもは気にすることのない店員さんの会話や作業の音。
- いらっしゃいませ、ありがとうございますの声
- 客と会話する店員の声
- コーヒー豆を機械に入れる音
- カウンター内の食器の音
- テイクアウト用の紙袋の音
- キッチンタイマーの音
この日は時節柄か客も少ない日ではありましたが、音が途切れる時間がないのには感心をしました。(ご苦労様)
このうち特に、コーヒー豆を扱う「ザザーッ」という音なんかは、ここはやっぱりコーヒー店なんだと実感させられます。
それから、スタバではキッチンタイマーを割と多用するようで、店内に滞在している間は頻繁に聞くことになりました。
そんな、音楽の代わりに聞こえてくる作業音と会話の中で簡単な作業をすませ店を後にしましたが、「音楽ないの?」と気になって聞いてる客は私の他にいませんでした。
一度、こんな音楽のない店内を体験すると次の機会にはBGMがある有り難さみたいのを実感できることでしょう。
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