せっかくの正月休みは楽しく過ごしたいところです。
ただ、自分自身が納得いく正月の過ごし方というのは以外と難しく、なやんいるうちに正月が終わってしまうこともあることでしょう。
満たされる正月とは実際にはどんなものでしょう。
もちろん、満足できる休日の過ごし方は人によって異なりますが共通するようなヒントはないか追求してみることにしました。
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楽しい正月を考える
年末年始の休みは趣味の時間に没頭したい。例えば休暇を有効に使い、スキーに出かけるとか、買いだめしていた書物を読み込むなど目的があり、それに没頭できれば「満たされた正月」は達成されるでしょう。
しかし、すべての人がそういった確かな目的をもって正月休みを迎えるとは限りません。
人並みが基本
確かな予定もなく、正月休みを迎えてしまった場合でも、迷い無く自分の趣味や好きなことのために時間を使うことができれば、満たされた時間を過ごすことは可能です。
しかし、長い休日の間に適当な趣味の時間を見いだせない場合や、いつもの趣味以外で正月を過ごしたいときに思いつくのは、せめて人並みの正月らし時間を過ごしたいということではないでしょうか。
そこで正月らしい時間の過ごし方というのを少し考えてみましょう。
正月らしい過ごし方
年末に掃除が済んでいて、温かいコタツにみかん、できれば正月料理がそろっていれば、最低限の人並みの正月といってよいでしょう。
悪く言えば、それ以上の正月らしさを求めることは欲張りな発想ではとも思えます。
人はどうしても今までの経験以上の価値や、人並み以上の何かを求めてしまうものです。
その「人並み以上の何か」が分からないから迷ってしまうというのが、正月をどう過ごすかという悩みに繋がっているとも言えるでしょう。
並の正月に非日常をプラス
正月休みに入ってしまってから、世間一般をかけ離れた誰もが羨む正月の過ごし方を決めるのは少しハードルが高いことでしょう。
問題は、人並みより少しでも上等な正月を過ごせれば後悔なく過ごせる。そこで満足できるという気の持ち方です。
三が日のうちに初詣に出かけることがあれば、それは立派な正月行事をこなせたことになります。
ただ、それだけでは何か満たされないと感じる人も少なくないでしょう。
五感で楽しめているか
正月の初詣に限ったことではありませんが、いわゆるホリデーシーズンに係る行事で何か物足りないと感じたら、それを五感で楽しめているかを確かめてみてはいかがでしょう。
例えば、初詣なら神社にでかけることによって視覚、聴覚、嗅覚で正月らしさを感じ取ることはできますが、残りの味覚と触覚では正月を感じ取れていません。
縁日で甘い物をほおばるなどして味覚を満足させるなどのほか、触覚については、ただその辺を触れまくるというより、何かを体験するなどしてアクションを起こすというのが良いでしょう。
神社の屋台や縁日で、少し変わった遊びや懐かしい物に触れるのもよいですし、帰り道に普段通らないような道を通って替えることで新しい何かを発見し刺激を受けるのも良いでしょう。
初詣に例えてみましたが、何かの正月行事に参加したら意識して五感を満たすことを試してみれば物足りなさを改善するきっかけになるかもしれません。
もちろん、正月に限らず大型連休や行楽シーズンなどのイベントの参加には、自分の趣味(例えば写真を撮るなど)に当てはめることができないかといった部分にプラスして「五感で楽しめているか」を軽く意識してみることで「満たされた気持ち」を少しでも多く感じることができればと思います。