【長町へ移転】仙台市内にある「あら浜という店のはらこ飯」が気になる【あの行列に並んでみた】

はらこ飯

当記事でご案内していましたお店「あら浜」は2021年10月に閉店し、その後、長町店へ移転しています。

移転先:季節メニューの「はらこ飯」を食べてきた【移転先:あら浜あすと長町店】

仙台市の街の中に「あら浜」というちょっと気になる店があります。
もとは宮城県の沿岸部にある亘理町にあった店で、その亘理町の店も再オープンを果たし人気のようです。

お店のサイト:亘理の旬魚・鮨の店「あら浜」で名物はらこ飯を味わう

今回は、あら浜の仙台市内の店舗で話題の「はらこ飯」をご馳走になることにしました。
何度かこの店の前を通って10名前後が順番待ちしているのを見かけたことがあります。名の通った店ってことでもなく看板もこじんまりしていて、そこに昼どきになるとコンスタントに生じるそこそこな行列は実に気になるものです。

以前にテレビのニュース番組かなんかで、震災後のこのお店ことを取り上げていたのを見た時がありますが、それ以前からの口コミみたいなものもありそうです。

通るたびに行列ができていたら気になる

この「あら浜」というお店(仙台店)はJR仙台駅から徒歩で10分程度のところにあります。

あら浜の看板

近くには商業ビルや駐車場などが多く、近くに他の飲食店がないわけでもありませんが立地的には目立たない場所です。
まさに、「こんな場所へ行列なんて」と感じさせてしまう場所であるのも事実です。

話題のはらこ飯を食べてみることに

美味しいから並ぶんでしょうね。

このまま、この店に入らずしては「はらこ飯」の存在は私の中で酸っぱい葡萄と化します。
そして、時は食欲の秋、はらこ飯の提供はこの9月上旬から12月とのことです。

このことは、満ち足りる食を探し歩く男として看過し難い事実でチャンスを逃す訳には行きません。

たまたま、平日の休みがある私はこの事実を気になるままにはしておけず一度はらこ飯を食べてみることにしました。

気になるはらこ飯行列へ自分も並ぶ

意を決した木曜の昼、11時半の開店直後に店の前へ向かいます。ちょうど10時ごろに一度店の前を通った時には並ぶ気配もなかったはずが実は判断を誤ったようです。

開店の時間に合わせても店外で並んでる人がちょうど私で10人目で、後にもさらに何人かの客がやってきます。中には、これじゃ昼のうちに食べれないと諦めて別な店へ行ってしまう人たちもいました。

店の前の道路を通過する車の運転手も、物珍しそうにこちらに視線を送ります。そんな光景の中、退屈な私も視線をあちこちへ移しながら退屈なじかんを待つこと30分、12時過ぎに店の中へ案内されました。

いよいよ待望の「はらこ飯」とご対面

店に案内され通されたのはカウンター席でした。先に並んでいた数人の女の子グループはテーブル席へ案内されたようです。
私の右隣には学生カップルらしき二人の女のほう(楽しそうな二人がなんか気に入らない)、左隣には人妻と思しき30代くらいの女性ですがこちらも人妻なので気にしても仕方がありません。なにより私の目的は昼食を楽しみに来たことですし気を取り戻して目的のはらこ飯を待ちます。

席に着いてからも10分以上は待ったでしょうか、待ちに待った「はらこ飯」が運ばれてきました。

はらこ飯のお膳

彩りよく綺麗に並んでます

左が主役のはらこ飯で、サラダと小鉢と味噌汁(魚の身の入ったみそ汁をなんて呼ぶのか分かりません)が一緒です。この手の上品な和食は彩りが良いですね目でも楽しめるほど絵になります。

はらこ飯

こんなときに小さいボディのミラーレスは助かります。憧れの食は趣味カメラで撮りました。

鮭とイクラをすくう

バックから思い出したようにゴソゴソとカメラを取り出すわけですが、まあ良いでしょうそれだけの価値がある食事ですから堂々と撮ります。

美味しい部分をアップ

イクラの艶が良いところをトリミングしてみます。キラキラしてますね、ちなみに右でシャッター押したいので左ですくってました。美味しそうに撮るのって大変なんですね。

そしてはらこ飯の味はといいますと、鮭とイクラは割とあっさりした味でした。素材が新鮮なので味付けは控えめとのことでしょう。席に運ばれてきたときに、下の「ご飯と混ぜてお召し上がりください」と言われそのように食べてみますが、鮭の風味というやつですかね、それがイクラと良く合っています。

ご飯のほうは、ほんのり味が染み込んでいて非常に柔らかかったです。気取った米は使ってないかなという印象ですがどうなのでしょう。普段食べている「ひと目ぼれ」に触感がにていると感じたのは気のせいだとは思います。美味しい米でも水加減しだいでは柔らかく仕上がることでしょうし少し気になりました。

普段以上に上品にこの食事を済ませると空になった器たちを眺めながら満ち足りた気分さえも味わいつつ、大人の男らしくスマートに会計を済ませ店を後にします。

多少酸っぱかったのは目的物ではなく待つ時間

こうして、どうせ並んだところで本当に旨いのか?という酸っぱい葡萄的な存在だった「はらこ飯」の上品な味はしっかりと確認することができたのでした。
食を楽しむってことは出された食事だけではなく、その店で演出されるの雰囲気などを楽しむということだと思います。そう考えると今回の「あら浜」というお店は多少並んでももう一度来てみたい店ですね。

場所は駅から歩いて行ける範囲と思いますが、このように目印になるものが少ないところです。

今回のように話題の店に並んでまで食事をするという体験が少ない私ですがこれにも少しコツのようなものがあるようです。次回、同じような機会があったらその辺も書いてみたいですね。

移転先のあら浜

鮭とイクラがメインのはらこ飯 仙台市で季節メニューの「はらこ飯」を食べてきた【移転先:あら浜あすと長町店】

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