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大人を休みたかったら身軽になろう

ツーリング中のベテランライダーの荷物は何故にああにも多いのでしょう。

若者のそれに比べると、何をそんなに持ち歩いているのでしょうか。目的がキャンプだったり、より遠くへ出かけないと満足できなくなってしまっているのは間違いないですが、大人は車もやたらデカいのに乗りたがります。

大人の男は荷物の重さで安心する

おそらく外見と中身の一致の現れななのでしょう。私生活や仕事で背負っている重圧と実際の荷物は比例するのでしょう。

家庭を背負って、逃れられないしがらみを背負って、考えようによってはそれも財産の一つのようなもので縛られるものが何もないのと人間関係の狭さを感じるのかと解せます。

背負ってる荷物で安心しきってしまう

確かに、背負っている責任が重いのは社会的地位の現れとも言えます。

けれど、その考えの延長で物として背負っている荷物の多さに満足してしまってないだろうか?もしそうだとしたら、それは本当に男が求める満足なのでしょうか。

身軽な体でフットワーク良く外へ出かけ旅の醍醐味を堪能し、それに本来の満足感を感じるものであるはず。

物を多く背負いすぎれば体制が万全とは言えず小回りが利かないし、とっさの行動に移れなくなり、動きも考えも機敏ではなくなるはず。

持って出かけるべきは大人の知恵

必要なのは荷物ではなくて、その場で代用品を準備できるような”知恵”ではないでしょうか。

知恵さえ持って出かければ、そう大それた荷物はいらないはず。

普段の生活でさえも必要なのは過去に得た重量感のある勲章ではなくて、困難にを乗り越えていける知恵、とっさの危機を回避できる”男としての知恵”じゃないでしょうか。

たしかに、若いころにあった翼は私たちに勢いで多くのものをもたらしたことでしょう。

その時でさえ多くの知恵を備えていたなら、もっと良いものを手に入れることができたに違いありません。

今はもう翼よりも、より頼りになる知恵がたくさん身についていることでしょう。

背負っている責任や、しがらみよりも、大人なりにもっと自分の力を信じて進んで行きたいものです。